2018年3月17日土曜日

ルッコラ『セルバチカ』はやはり宿根野菜だった。今年種から育てた苗も加え小さな畝がいっぱいになりそうだ。ルッコラも種まき。

こちらは今朝の立花山
気温が低くとても気持ちが良かった。
福岡市の東区にある立花山は家からほどほどの距離にある360mほどの低山だが、なかなかいい山だ。
中腹の楠などの木々も趣がある。


さて、昨年通常のルッコラと思って蒔いた種は『セルバチカ』=ワイルドルッコラと呼ばれているもので、ルッコラと全く別の種だった。
この種袋のRUCOLAの文字を見て、葉が細めのルッコラと信じていた。
香りはルッコラと同じだったが、葉は細く花も黄色だった。
このワイルドルッコラは、夏に一回枯れて、秋に復活して晩秋にはまた枯れていた。

この寒い時期、種から育てた苗で比較的うまくいっているのが、ロメインレタスとリーフチコリー類、そしてこのワイルドルッコラだった。

そこで、今回種から育てた小さな苗を、去年育てた苗が枯れたところに植えようと思っていた。
ところが、先日その場所を見に行くと、枯れたと思っていた株の根元からまた小さな苗が芽吹いていたのだ。
間違いなくルッコラ『セルバチカ』は宿根野菜だったのだ。
先日、その枯れた枝と古いマルチを片付けて新しいマルチをかけ直した。
そこで、新しいマルチに穴を開けて、出てきた芽が育つようにしておいた。
結局、この小さな畝には15株くらいが残っていたようだ。
芽が出ていないスペースには、今年育った苗を植えれる。
この小さな畝に、今年種をまいて育った苗を植えるとしたら、8本くらいが植えれると判断した。
そこで、ビニールトンネルの中で育っていた小さな苗から特に順調そうに見えた8ポットを選抜した。
まずまずの大きさに育ってきたこれらの苗を今日は移植した。

これらのポットを移植した後はこんな感じになった。
昨年の下部から出た苗と、今年種から育てた苗と育ちはどうだろう?
とにかくこの狭い畝に、20本以上の苗が育つわけで、かなり窮屈に育ってしまうのかもしれない。

一方、通常のルッコラは昨年6月に種採りしたものを9月に蒔いたのだが、3本の株が育って、今花が咲いている。
まだ、葉やトウ立ち菜も収穫できている。
こちらは正真正銘ルッコラの花。
この株からは最終的に種採りをするつもりだ。

ちなみに、こちらが去年6月に収穫した時のルッコラの種。
ルッコラの種は、少し早めに鞘ごと収穫しておくと、自然に弾ける。
それにしても、ものすごい数の種だった。

去年はこの時期にルッコラの種を蒔かなかったので、今日は去年種取りした種をポットに蒔いて、ビニールトンネルの中の残ったワイルドルッコラの苗と同じ場所に置いておいた。
奥の芽が出ているポットはワイルドルッコラ。
我が家ではもう必要ないので、欲しがる方にあげることになりそうだ。
手前が今日ルッコラの種を蒔いたポット。
通常のルッコラは、春と秋にそれぞれ3本くらいの苗を育てられれば十分だと思っている。
今日種を蒔いたルッコラが高い確率で芽を出したら、そこから3本の苗を選抜するのに苦労しそうだ。

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