2018年4月11日水曜日

初めて育てるチーマディラーパは予想以上に場所をとらない野菜だった。新しい芽出し法で芽(根)が出たホウレン草の種を畝に蒔いた。

アブラナ科の野菜は黄色い花が多く、中には白やブルーの花もある。
こちらは、種採り用に残しているスペインキャベツ(ASA DE CANTARO)の花
スペインキャベツの花は、きれいな白だ。
日本では種が手に入らないので、毎年種採りをしている。

さて、今年は白菜、チンゲンサイ、ターツァイなどのアブラナ科の野菜のトウ立ち菜を大量に消費したのだが、初めて育てているチーマディラーパという野菜は、元々トウ立ち菜を食べるのが目的で育てる野菜だ。
このチーマディラーパ、日本では見たことがなかったのだが、イタリアの南部ではポピュラーな野菜のようだ。
種袋の写真を見てみると、ブロッコリーそっくりだったので、育てるときにブロッコリーと同じくらいの場所をとる野菜かと思っていた。
そして、最初に種をまいて育っていた苗のうち1本がトウ立ちしてきた。
見た目は白菜のトウ立ち菜を細くしたような感じだ。
チーマティラーパの花はアブラナ科の野菜に多い黄色だった。
これは、2月に温室の中のポットに種をまいて育てた苗だ。
ただ、こんなトウ立ち菜が最低でも5〜6本あれば食卓を飾る1品にもなるのだろうが、これ1本では収穫する気にもならない。
現在8本ほどの苗を育てているのだが、それらのトウ立ち菜が揃っても1食分くらいだろう。
食卓に時々載せるにはもう少したくさん苗が必要だ。
ということで、次に育てていた小さな苗を畝に植え付けることにした。
場所を取る野菜だと思っていたので育てたポットの数が少ない。
用意した畝はここ。
ここには、白菜などが植えてあったので、それらは緑肥にしてみた。
穴あきマルチをかけて、ブロッコリーと同様に防虫ネットも準備した。
場所をとらない野菜と判断したので、一つの植え穴に1本づつ植えていった。
モンシロチョウが集まるアブラナ科の野菜なので、防虫ネットは必要だ。
ただ、この畝の半分くらいが埋まるのかと思っていたが、1つの畝幅に5本植えたので、ぜ〜んぜん。
植えた後はこんな感じだ。
予定畝の1/3も埋まらなかった。

もう少し多くの苗を育てたいので、急いで種まきをしておいた。
今回はここにバラ蒔きしておいたので、ある程度の数の苗が育つだろう。


ところで、この時期全ての収穫が終わったほうれん草も、夏前の収穫を狙って種を蒔いた。
この種は新しい芽出し法で窓辺に置いていた。
種をキッチンペーパーで巻いて、水を吸い上げるやり方だ。
5日ほど前に設定していた。
濡れたキッチンペーパーを開けてみると、もうほとんどの種から根が出ていた。
根が2cmほど伸びたものもある。
根以外に葉も出てきた種もあった。
これらの種を蒔いたのは、先日チコリー類の種を蒔いた畝。
30箇所くらいの植え穴に2個づつ種を埋めていった。
新しい芽出し法で、根が出た種を蒔くやり方、これからの芽出しは確実だと思われるし、芽が出た後の間引きをしないでいいのも助かるやり方だ。

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