2021年10月14日木曜日

失敗の連続の干し柿作り、今年はうまくいくだろうか? ディルの種まきと自然発生苗の移植。

これまで数回我が家で収穫した渋柿で干し柿作りにトライしたのだが、干すのに最適な場所がないためか、干した後のジメジメ天気のためか、ことごとく失敗した。
そして、ここ2年間は渋柿が十分量採れなかったので干し柿を作らなかった。
失敗として一番多かったのが、こんな感じのカビ発生。

また熟れ過ぎた柿には、ショウジョウバエも集まって不潔感があり、後日干し柿として食べるのは不可能だった。


さて、今年は2日前に3年ぶりに渋柿を収穫した。
今日はこれらの渋柿で、早速干し柿作りだ。
今日2日前に収穫した柿を見てみると、もう熟れ始めた実も2個あった。
そんな柿はカビも発生しやすく腐れやすいと判断、一つが腐れるとショウジョウバエが集まってくると考えて外した。
こちらは、収穫してわずか2日で柔らかくなり始めた実。
今回の収穫での、最大の失敗はほとんどの実がT字型の枝付きで収穫出来なかったこと。
今年使った自家製収穫器がワイヤーを引っかけて実を落とすタイプだったのが原因だ。
富有柿の収穫は枝付きの必要はないが、渋柿は枝をT字型に付けて取るのが絶対にいい。
今回は僅か2個が枝付きの実、こんな柿に紐を掛けるのは簡単。
下の写真のようなヘタと僅かな枝が付いている柿は紐を掛けるのがかなり困難。

こちらは、紐を掛けようとしてヘタと切り離された柿。
紐よりは掛けやすいかと、釣り糸(道糸5号)を狭いヘタの下に掛けてもみた。
釣り糸はきれいにヘタの下に潜り込まなかった。
強い風が吹いたら、ヘタから糸が外れるかもしれない。
で、このやり方は採用せず。

そんな失敗の後、大部分の柿は皮を剥く前に箸で上部に穴を開け、そこに紐を通し、その後皮を剥いた
こちらはまず紐を通したところ。
T字の枝が付いていない柿にはこの方法での紐掛けがベストだった。

そして、先人の教えに従い、これまでやったことがなかった熱湯での短時間消毒と、吊るした後の焼酎スプレー掛けをおこなった。

今回渋柿を吊るした場所は、若干雨は振り込みやすいが、風がよく当たるベランダ。
焼酎スプレーは最初の2週間は、週1回ほどかけようと思っている。

果たして、今年の干し柿作りはどうなるだろうか?
1ヶ月もすれば食べれる状態になると思っているのだが。。


ところで、こちらは大量のディルの種
料理用に収穫していたのだが、収穫量が多すぎたようで、まだ大量に余っている。
ディルは例年種をバラ蒔いて、出た芽を移植する方式をとっていたので、どうしても育てる苗が過剰になって、収穫する種が過剰になったみたいだ。
花を愛でるのも大好きなディルだが、今年は少数の苗を育てることにした。
今年は12カ所の植穴に種を蒔いて、そこで元気のよい苗を1本づつ残すつもりだ。
ただしこの時期、自然発生している苗もあったので、それらも数本を植え付けてみている。

自然発生の苗も結構虫にやられていたが、下から新しい芽が出てきている。

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