2024年1月7日日曜日

真竹を使った浸透桝作りに挑戦。今日は暗渠排水を一の段の側方などへ接続。空豆の摘芯と土寄せ。

浸透桝とは、浄化槽で浄化された排水を溜め込み、底に敷いた砂利から地盤へと徐々に水を浸透させていく仕組み。

昨日真竹を使った暗渠排水に取り掛かったばかりだが、今日は畑の表面を流れる水の量を減らすことを目的に、浄化槽を真竹で作った浸透桝がうまくいくか設置してみることにした。
土砂が中に入らないように、50㎝の高さの真竹が入る洗濯ネットを利用した。
真竹にはドリルで側孔も開けているし、節も壊している。

今日はまず一の段の特に水が溜まりやすかった場所に設置することにした。

我が家の段々畑は水はけが悪い場所が多く、これまでは自分で水路(溝)を掘って何とか畝として使えるようにしていた。
一昨年初めて一の段を耕してみたときはその数日後は沼地になっていた。
この場所を畑に出来るかどうかは、下にあるような水たまりをうまく排水できるかどうかにかかっていた。


そこで、その後こんな感じの小さな溝を掘ったのだが、これである程度排水できた。
それでもまだウェットな土壌だった。
これから、少しづついい土の畑にしたいので、今日は浸透桝にも挑戦してみることにしたのだ。
アースオーガを使った穴掘りで、容易に50cmほどの穴が掘れる。
ただしそこに少し溜まった土を掘り出すのがショベルだけでは難しい。
底に溜まった土はショベルで三角ホーの上に土を乗せて掘り上げた。
底にはほかの浸透桝同様砂利を敷いていった。
ちなみに、砂利にはいろいろな値段のものがあることを今日初めて知った。
同じ20kgでも昨日買ったものは300円以上。
今日買ったものは200円以下だった。
これから大量に使うことになる砂利は安いこちらを使おう。
こちらが一の段でも特に水が溜まりやすい場所に自作の浸透桝の埋め込みを終了したところ。
この浸透桝には20本近い竹を束ねているが、1本だけでも効果があるのかが気になった。
こちらはアースオーガで1回50cmほど掘った穴に1本の竹を入れたところ。
真竹には側孔を開け、底には砂利を敷いている。
上部と周りには防虫ネットを掛け結束帯で締めている。
これなら極めて簡単に設置できる。
明日は、この簡単な方法の簡易浸透桝を10か所以上に設置してみようと思っている。
梅雨の時期沼地のようになる一の段が、こんな努力でいい感じになることを期待しておこう。

また昨日作った暗渠排水に、一の段から水が流れるように一の段に作っていた溝からも、数本の真竹を防草シートで包んだ暗渠排水を接続しておいた。
一の段に掘っている溝をどういう風にするかはまだ考え中だ。

ところで、今日はこの時期に毎年やっている空豆の摘芯をすることにした。
空豆は強風とアブラムシ予防で防虫ネットの中で育てていた。
ネットを外してみると、中心に1本伸びていると思った茎がない。
どの苗も、この時期4~5本に分かれて伸びていた。
茎は長く伸びていたが細く弱弱しい。
一応、一つの苗の中で一番長く伸びたものを摘芯し、中央に土寄せをしておいた。
あと1か月もしたら、ネットを外して枝の誘因をする予定だ。

とにかく、昨年は収穫前のカラス被害で全く収穫出来なかった空豆。
苗の出来不出来より、カラス被害に遭わないことの方が気になっている。
もちろん、今年は苗の上の方にはカラス予防の釣り糸を張っている。

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