2014年9月21日日曜日

今年も青シソの実の塩漬けに挑戦。と言っても少なめに!キクイモ花茶は乾燥時天気が悪いと香りが悪い。

今年も自然発生の苗から、数本のシソを残し、シソの葉(大葉)を利用してきた。
そして、この時期シソには花がいっぱい咲いてきた。
まだ、シソの穂は実を取るには早過ぎる?
実はちょっとしか付いていなかった。
一昨年までは、シソの実を利用した事は一度もなかった。
シソの苗はかなり大きくなるので、苗を撤収する頃はしその穂に付いた種だけがやたら目立っていた。

そこで、この種を何か利用出来ないかとネットで調べてみると、まだ花が付いている頃の種になる前の実は塩揉みしたり、味噌と合わせたり、佃煮にしたりと色々な利用法があったのだ。
そこで、利用出来るものは利用してみようということで、去年9月の終わりにシソの穂を収穫し、「シソの実の塩漬け」を作ってみた。
これは、熱いご飯にピッタリで結構いけた。

ところが、シソの実の塩漬けを作るまでがちょっと大変だった。
下の写真が去年収穫したシソの穂なのだが、実をジゴキ取るのに多大の時間を要した。
こちらは、昨年収穫したシソの穂。
ちょっと多過ぎてシソの実の塩漬けが出来上がる頃にはくたびれた。

下の写真も去年のものだが、しごき取ったシソの実をキッチンタオルの上で4時間程乾燥させた。
去年干上げたシソの実の重さは200gちょっとあった。
ここまでの操作で手間隙かかり過ぎ、ちょっと嫌気がさしてしまった。
それでも、これに塩を50グラム、梅酢を70グラム加えて出来上がりとなった。


今年もシソの穂が出てきたので、1週間前に収穫しようとしたのだが、ちょっと収穫したらすぐ手が動かなくなった。
どうやら昨年手間隙かかり過ぎたことが、かなりトラウマになっていたようだ。

ということで、今年は少量のシソの実を灰汁抜きしたあと適当に乾燥。
これに梅酢と塩を加えそのままビン詰めにした。

重さは計っていないが30gくらいじゃなかろうか?
それなりに美味しいのだが、プチプチ感が少ないのは、食感としては落第?
もうしばらく時間を置いてもう1回収穫してみよう。
そして、今回作ったシソの実の塩漬けはまだ収穫時期が早過ぎたようだ。
プチプチ感が足りない。
これくらいの量ならストレスにならないので、また来週くらいに2回目の収穫をしよう。


さて、話は変わってオリーブやラベンダーはオイルを作るときには、収穫してからオイルを抽出するまでの時間が勝負らしい。
収穫してからの時間が立つと不純物が出てきて品質が落ちるらしいのだ。

先日からキクイモ花茶作りをやっているのだが、こちらは収穫してからの時間が問題になったわけではないのだが、干す時の天気が問題になった。
最初に干したキクイモの葉は、干す時の天気がよく1〜2日でしっかり乾いた。
キクイモ花茶を作る時は、一度熱湯に通して干すようにしている。
これは、からりと干し上がりいい香りがしているキクイモ花茶。
 そして、そのあと大量に花が咲き始めたので少し多めに取ってきて干しておいたものが、干し始めの2〜3日天気の悪かった。
予定より2〜3日遅れてやっと今日になり乾いてきた。

ところが、キクイモの花からの香りが全然違うのだ。
天気の悪い日に干したものは、出来上がりまでの時間がかかるだけでなく、香りがイマイチのようだ。
これは、時間を置いてオリーブ油を作る時に発生する不純物と同じように、乾燥時天気が悪いと不純物が発生するに違いない。

今後、色々なお茶を作る時は天気のことをもっと頭に入れてやるようにしよう。

ところで、今日の午前中は立花山に登ったのだが、山の麓から頂上までツクツクホーシの鳴き声が賑やかだった。
通常、この蝉は夏休みが終わる頃鳴き始めて、9月の末まで耳にするのだが、何となくこの時期にしては蝉の数が多いように感じられた。
下の写真はその山の麓で見かけた畑。ここにもキクイモを育てている人がいるようだ。
恐らく奥がキクイモ、その手前がウコン、そして一番手前がヤーコンだ。
この3種、芋を食べるというより、お茶作りのため私も育てている。
きっと、畑の持ち主は私と同じような趣味の持ち主に違いない?

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