黒ニンニク作りの初回挑戦は完全に失敗。カチカチに硬くて、まだ臭い！今年もヤマボウシが実を付けた。

先日、山歩きをしていてフユイチゴの赤い実を見たあとに思い出した。
我が家のシンボルツリーにも赤い実を付けるものがある。
「ヤマボウシ」だ。

食べてもマンゴー様の味で美味しい。見た目もなかなか芸術味のある赤い実だ。
今年はなぜか不作だが、来年にまた期待しよう。

こちらの赤いのは、ゴーヤの種。
ツルムラサキの葉の上に、落ちてきている。

そこで、上方に目をやると、カパッと割れたゴーヤがあった。

竹３段の棚のところに、ぶら下がっていたが、完全に忘れられていたようだ。

さて、我が家の黒ニンニク作り。
電気釜を購入し、
保温状態をスタートさせたのが、１０月２６日。

「保温状態が切れないタイプで、一番安いものは？」　と店員に尋ねると、
「黒ニンニクを作るのですか？」　とさっそく返事が帰って来た。
そして、「故障しても、通常と違う使い方をされたら、保証は出来ませんよ」　と一言釘を刺された。

私ご予想した程、ニンニクは入らなかった。
この釜は、保温状態が途中で切れることがないタイプだ。

保温状態にして２時間、早くも周囲にニンニク臭が漂い始めた。
翌日には、１階の仕事場まで臭い始めた。
それでも、我が家の仕事場は、広い水田に面した、田舎にあるので、近所の人から苦情が出る心配はなさそうだ。

そして、ニンニクを仕込んで２日目、黒ニンニク作りをしている方と話す機会があった。
その方は、炊飯ジャーではなくて、保温ポットを使い、黒ニンニクをつくっているのだそうだ。
もう２年程前からずっ〜と黒ニンニク作りを続けているとのことなので、黒ニンニク作りも名人の域に違しているかもしれない。
その方に伺うと、出来上がるまでのニオイについては、予防法はないようだ。
その方は、一日に１回、蓋を開けるのだそうだが、わざわざ家の外に持っていっての作業にしているとのことだ。
黒ニンニクの出来の状態を毎日把握しながら、これはという時に取り出すのだそうだ。
その方はもう８０近い女性だが、確かにとても元気がいい。
「黒ニンニクの効果があるのかも？」　と笑っておられた。

その話を聞いて、我が家の黒ニンニク作りも、３日目から毎日蓋を開けてのチェックが始まった。
３日目蓋を開けたとき、全体のボリュームが小さくなっているのに気付いた。ニンニクそのものが縮んでいるのだろうか？
それにしても、相変わらず非常に臭い。
外から見た感じでは、まだ色は全く変わっていない。
縮んでいくのがちょっと気になってきた。

この調子で縮んでいったら、臭くなくなる頃には小〜さくなっている？
１個試しに外してみたが、まだ黒くない。
ン〜？ニンニク自体は少し縮んだかなという感じ。

先日のの日曜日、南関インターのところにある『いきいき村』という市場のような店に、いつものライ麦パンを買いにいった時のことだ。
黒ニンニク売り場があったのは知っていたが、ちょっと高そうだったので、いつも素通りしていた。

南関インターの側にある『いきいき村』。
新鮮な野菜をはじめ、色々なものが売ってある。
そこに黒ニンニクの売り場があるのだ。

我が家で出来上がりを食べる前に、売り物のものをチェックしたくなった。
厚かましく、買わずに試食をさせて頂いた。

話に聞いた程、いい香りや甘い、という感じはしなかった。

それでも、確かに通常のニンニクのように強いニオイはしなかった。

柔らかくて、それなりに美味しかったのだ。

我が家でもこんな感じのものが出来れば、１日１〜２片食べ続けることが出来そうに思えた。

そして、一昨日（設定７日目）釜の中を見た時は、中のニンニクが少し黒っぽく透けて見えた。
出来上がりはもう近い？まだ設定して７日目だったので、早過ぎると判断してそのままにしておいた。

そして９日目、まだ少し早いとは思ったが、釜の中のニンニクを触ってみた。
どのニンニクも、中身が縮んでいてニンニクそのものが硬い！
慌てて、中身を出してみた。
カチカチの黒ニンニクだ！

頑張って、食べてみたのだが、苦いだけで全く美味しくない。

さて、今回失敗した原因は？？
釜の中の温度の問題？
ニンニクを新聞紙で包んだり、釜の底にすのこを敷いたりする方もおられるらしい。
時々、中のニンニクを上下かき混ぜたりもするらしい。

それにしても、今回の出来はひど過ぎる。
ちょっと手を加えたくらいで、美味しい黒ニンニクが作れるとはとても思えない。
もしかしたら、釜自体にも問題があるのかもしれない。

硬くなった黒ニンニクは、３日程酢に漬けると、少し柔らかくなるらしい。
さっそく、硬いニンニクを酢に漬けておいた。
しかし、今回作った苦くて美味しくない黒ニンニクが、美味しくなるとはとても考えられない。

どちらにせよ、今回作ったカチカチの苦い黒ニンニク、まだたくさんある。
責任を取って、私が全て食べてしまおう。
これらが無くなる頃までに、次の黒ニンニク作りの挑戦をいかなる方法でやるか、もう少し考えをまとめてみよう。