2019年1月28日月曜日

キンカンの最終収穫と「すす病」対策にカイガラムシ退治&剪定追加。

収穫が終わりつつある我が家の果樹園の柑橘類には「すす病」が発生しているが、その程度は木によってまちまちだ。
こちらは、直径20cm近い晩白柚が真っ黒。
スス病が付くと日光を遮るので甘さは落ちるが、食べのに問題はない。

スス病とはスス病菌によるものなのだが、その一番の原因はカイガラムシらしい。
ただ、上の写真の晩白柚の木にはカイガラムシはいないので、カイガラムシ以外にも日陰や風通しの悪さなど幾つかスス病菌が付きやすい条件があるようだ。

しかし、今年のキンカンに起こったすす病の原因としては、やはりカイガラムシが一番考えられた。
葉にも茎にもスス病がいっぱい。
そして茎にはたくさんのカイガラムシが見える。
それでも今年のキンカンの木は、これまでで最高の実を付けていた。
こちらは1週間前のキンカンの木。
このあと1回目の収穫と剪定を行った
先日の剪定のあと、キンカンの木はこれくらいすっきりした感じにはなっていた。


ただ、スス病被害と非常に多いカイガラムシが気になっていたので、昨日キンカンの最終収穫カイガラムシ退治、さらにカイガラムシの付いた枝を落とす剪定をおこなった。

カイガラムシは昆虫で、セミ、アブラムシ、カメムシ、ウンカやヨコバイの親戚とのこと。
セミと近縁関係とはとてもビックリだ。
図鑑には約400種が掲載されているが、 日本にはその倍はいるだろうと推測されている。
カイガラムシは糸の様な口吻を葉や茎に差し込み、樹液を吸い木を弱らせるとのことだ。
だから、スス病がなくてもカイガラムシ退治は必要なのだ。

そして、カイガラムシが甘い汁を排泄、葉や幹についたこの汁にすす病菌が繁殖して、葉や幹が黒く汚れる。
これがカイガラムシによるスス病の発生機序

ところで、カイガラムシ駆除の方法は厄介らしい。
まだ若い幼虫の時に薬剤散布するのも効果的とのことだが、効く薬剤が少ないとのことだ。
もちろん、硬い貝殻状のもので覆われる時期になると薬がほとんど効かないらしい。
そして、よく見ると同じ貝殻状のものでも新しいものと古いものがある。
こんな古い殻にはもうカイガラムシは居ないようだ。

さて、今回カイガラムシ退治に用意したのは、金属ブラシと剪定ばさみ
ホームセンターで一番硬い金属ブラシを買ってきた。
100円しなかったので100円ショップのブラシより安い。
剪定バサミは、カイガラムシの付いた枝切りだけでなく、殻をこさぎ落とすのに使う。
まず、こんな感じのカイガラムシをブラシでこすってみた。
ブラシをかけるとこんな感じでスッキリだ。

確かに太めの枝ではブラシで結構きれいにカイガラムシを落とすことが出来た
しかし場所によっては剪定ばさみでこさぐ方がうまくいった。
また、枝先のカイガラムシは生半可な量じゃないので、切り落とした方が早い。
カイガラムシが大量についている枝は切り落とした。
カイガラムシ駆除と追加剪定が終わったキンカンの木は、先日よりさらにすっきりした。

で、こちらが収穫したキンカン。
一応、付いているススはナイロンタワシで落とした。
これだけの量のキンカンを収穫したのは始めてだ。
甘くて美味しいので、とても嬉しかった。
キンカンは傷むのが早いので、ジャムを作るのも一考だ。

来年は、剪定とカイガラムシ退治の効果で、スス病が少ないキンカンをもっとたくさん収穫出来るのではないかと期待している。

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