2019年1月15日火曜日

昨年2月に剪定した2本のレモンの木で明暗。

こちらは先日収穫したレモン
これくらいきれいなら文句ない。
実はスス病被害にあったものが多いいので、ナイロンタワシで汚れを落としたのだ。

さて今年、果樹園のレモンの木はまずまずの実がなった。
このレモンの木からの収穫量としてはこれまでで最高になった。
こちらは昨日、収穫を終えたレモン。
冷凍保存でビタミンCは減らないらしいので、ある程度の数は冷凍保存する。
残りは、少し表面をきれいにしてお裾分けする予定だ。
レモンも収穫してそのまま置いておくと、果汁が減ってスカスカ感が出てくる。
お裾分けするにしても早めがいいだろう。

ところで、果樹園のレモンは豊作だったのだが、第2菜園の方のレモンの方は数個しかなっていなかった。


実は、ここ数年果樹園と第2菜園の2本の木ともに弱っていた。
木が弱っていたので、昨年の全収穫でもこれだけ。
数も少ないが、実も元気がないものばかりだった。
そこで、昨年2月弱っていた2本に木に対して剪定を行った。
この2本で、今年は大きく明暗が分かれる結果
となったのだ。

まず、こちらが果樹園にある1本
この木は、昨年2月剪定した。
レモンの木は日に当たることを好み、寒さには弱い。
この木では数年前からそれらの条件を満たしていなかった。
これが、この木が弱った原因だ。
このレモンの木の上には近くにある大きな雑木が覆い被さり、2年前の2月に雪をかぶり、枝葉が大量に枯れた。
雑木の陰で元気が落ちたところに雪が決定的ダメージを与えた?
多くの枝がこんな感じで枯れたのだ。
そこで、2年前の3月に覆いかぶさる雑木の一部を切って、レモンの木の方は枯れた枝葉を落とした。
こちらが上に覆い被さっていた雑木の現在の写真。
下の方の枝は2年前の3月に切り落とした。
それでも今も上の方の枝で少し陰になっているので、今年のスス病の発生と関係あるのかも。
そして、去年の剪定は枝葉の方はかなり復活しかけていたので、高く伸びた枝のみにした。
さらに、幹の周りを片付け枯れた松葉や竹の枯葉で厚めにマルチをした。
レモンの木の根は浅いところにあるので、マルチで保温と雑草予防をしたのだ。

で、今年の木も一部スス病にはかかっていたが、これまでで最高の収穫量となった。
これは、おそらく2年前の雑木の枝切り去年の剪定とマルチなどがよかったのだろう。
何より、愛情をいっぱい注いだのが一番よかったのかもしれない。
この木は今年はほとんど剪定せずに様子を見ようと思っている。


一方、こちらは昨年2月剪定する前の第2菜園のレモンの木
これまで元気だったこのレモンの木が弱った原因は明らかだった。
2年前の1月に第2菜園にはびこっていた笹竹をユンボで掘り起こした時に、このレモンの木の根も傷つけたのだ。
昨年2月、枝の先には栄養不足で葉も落ちていた。
昨年は、上に伸びた枯れかけた枝とお隣さんの方に伸びていた太い枝を切り落とした。
こちらが昨年剪定後の状態。
今年は、もう少し実がなってくれると思ったのだが。。
ここは日当たりは良い場所なので、根が復活したら木も元気を取り戻すだろうと思っている。
確かに今年徒長枝はたくさん出ていたし、新たに枯れた枝はほとんどなかった。
今年実があまり付かなかったのは、根はある程度は復活したが、その程度が不完全だったためだろう。
来年はもう少し元気だった頃の姿を復活させたい。

ということで、今日この第2菜園の木に手を加えた
まず徒長枝と数本の大きな枝を切り落とし、より根の負担を軽くするように努めた。
こちらは切り落とした枝。
また、木にまとわりついている蔓植物を除去した。
こんな蔓に絡まれているのは、明らかに手入れ不行き届きだろう。
さらに、木の周りの雑草などを片付け、堆肥を施した。

最後は、昨年の果樹園のレモンの木と同じように、根が寒さでやられないように、枯れ草などでマルチをしておいた。
果樹園の木のように、この木にも私の愛情が伝わってくれるだろうか?

来年は2本のレモンの木が揃って復活して、立派な実が収穫出来ると嬉しい。

こちらは、昨日収穫したレモン。
手前のラップをかけているのは、冷凍用。
他のレモンも汚れを少し落として、お裾分けを待っている。

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