2020年9月9日水曜日

台風で弱った里芋の試し掘り。台風後もイチジクは収穫出来ているが、残念ながら味が落ちた。

今日は重陽の節句で、いつもならキクイモの花を浮かべながら不老長寿を願って酒を飲むところだが、先日の台風でキクイモはとても弱っているので、花の収穫はもう少し先にお預けだ。

さて、今年の里芋は8月中旬までは極めて順調に育っていたので、収穫した芋の処理に困るのではと思っていた。
ところが8月後半の雨不足とその後に来た二つの台風一気に弱ってしまった
葉が弱ると、そこから芋はあまり大きく育たないような気がするので、例年より早めだがこの時期から収穫を始めることにした。
我が家では『黒軸』、『土垂』、『赤芽大吉』の3種類を育てており、どの株も一様に弱ってきたのだが、最初に収穫を始めるのは『赤芽大吉』
こちらは、みじめな葉の状態になった第1菜園の『赤芽大吉』。
この株には4本の茎が伸びているが、それぞれに1個づつ親芋が出来ているのだ。
『赤芽大吉』親芋の部分も食べれる
我が家では種芋には前の年収穫した親芋を植えるのだが、その親芋は上1/3を切り落とし逆さ植えにする。
だから、結構一株から結構離れた場所に4~5本の芽が出てそれぞれが親芋になる。
この時期はまだ子芋がほとんど出来ていないと予測されるのだが、小さ目の親芋は確実に食べれるのだ。
こちらが上の株の収穫風景。
小さ目の親芋4個と、子芋も数個収穫出来た。
そして、収穫した芋を取り出したのがこちら。
小さいといっても親芋は通常の子芋よりはかなり大きい。
で、これだけの収穫があれば数日分を賄うことが出来るのだ。
今年はこんな『赤芽大吉』の株をたくさん育てている。
しばらくは、こんな感じの収穫を続けていくことになりそうだ。


ところで、台風の後菜園にある色々な木が弱ったが、イチジクの木意外に元気だった。
根が張っているから、木の方は風に強かったのだろう。
実の方は確かに多くが落ちていた。
大きな実だけでなく小さな青い実もたくさん落ちていた。
それでも枝には、たくさんの実が成っていた。
もう収穫が必要な実や、4~5日後には収穫できそうな実などがいっぱい。
そこで、その場で数個の実を食べてみたのだが、これまでの甘くておいしかった実とは大違い。
右の実は腐れる寸前で、食べれなかった。
それでも、今日はそれなりの数を収穫して帰った。
先日までのとても甘い実とは段違いに味が落ちた
見た目も、以前のようなきれいではない。
それでも、食べれるものは食べることにしている。

まだ、こんな感じのあまりうれしくない実の収穫がしばらく続きそうな気配だが、収穫適期を過ぎたまま放置すると大嫌いなスズメバチが集まってくるので採り忘れしないようにしなくてはいけない。
早く以前のような美味しいイチジクが収穫出来るようになってほしいものだ。

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