2022年1月18日火曜日

今年は例年より早めに早取りラッキョウ(エシャレット)の収穫。

 こちらは、カレーライスの時などに活躍している昨年作ったラッキョウ漬け

昨年も十分量収穫出来て、味も文句なしだ。

今でこそ満足な収穫が出来るようになったラッキョウだが、育て始めた頃はそうでもなかった。

雑草がない場所に植えた種ラッキョウから出た苗の周りには、翌年3月にはびっしり雑草が生えていた。

雑草の中に細いラッキョウが育っている感じだった。

その頃、雑草を抜いていたら何本かのラッキョウが一緒に抜けてしまった。
これが予想外の展開で初収穫となった早取りラッキョウ。

こんな私と早取りラッキョウとの初めての出会いは5年前の3月のことだ。
そのラッキョウ、早取りと言っても生では食べれなかったので味噌漬けにしてみたのだが、それが非常に美味しかった。
苗の育ちが悪かったので3月の収穫で早取りラッキョウとして丁度良かったのだろう。

ただ、少しづつラッキョウ作りも上手になり、ここ数年間苗の間に藁を敷き詰め2月に早取りしたラッキョウを収穫した。
ご近所さんに、冬の時期は藁を敷き詰めるといいと聞いてそのようにした。

昨年も2月に味噌漬けにして美味しかったのだが、少し大きくなり過ぎていたみたいでアリシンの刺激が強過ぎた。

この早どりラッキョウ、売られる時にはエシャレットと言う上品な名で出回るのだが、これはフランス料理に使う小さなタマネギ『エシャロット』と似ているということで、売りやすい名前にしようとその昔、築地の方が名付けたとのこと。
土寄せして軟白栽培し、生で食べても刺激を少なくしているらしい。
エシャレットはラッキョウに近い部分の葉も一緒に料理する方も多く、色々な料理法で食べられているようだ。

我が家ではは味噌漬けにして食べると、いい酒のつまみになることを知ったので、早どりラッキョウの味噌漬けが定番になっている。
それでも昨年は通常6月に収穫するラッキョウを2月という早い時期に早どりしてもアリシンの刺激が強すぎた。
高い殺菌効果と血液をサラサラにする効果も報告されているアリシンだが、刺激が強すぎるのは考え物だ。

で、今年は早取りを1月に行ってみることにした。

敷き藁の代わりにもみ殻を敷き詰めてのだが、この方法もいいみたいだ。

1月にしては苗がしっかり成長してきている。

1カ所に3~4個植えた種ラッキョウから多くの茎葉が見えるので、分球もうまくいっているように思われる。


今日はこんなラッキョウを3カ所から収穫した。

この時期の葉はきれいで、いつか葉の一部も料理に使ってもらおうと思っている。
今日は味噌漬けにするのでラッキョウ部分のみを収穫した。
収穫したラッキョウがこちら。

期待通り昨年収穫したものより細めのものが多いが、それでも大きめのものもある。

収穫量が丁度良かったみたいで、用意していた小さ目のタッパーにきれいに収まった。

細めのものをさっそく味見をしたがとても美味しかった。
これからしばらくは酒の友として楽しめそうだ。

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