2013年1月21日月曜日

種を外した銀杏果肉をミミズ君は食べたか?残念な実験結果

ミミズ君に銀杏を与え、食べるかどうかのチェックをした。
ミミズ君は皮に包まれた銀杏の果肉を食べることはしなかった。
それは銀杏の果肉が嫌いだから?
それとも皮が硬くて中の果肉を食べれなかった?

何とか銀杏の果肉をミミズ君に食べてもらって、この秋こそ大量に銀杏の実をゲットしたい!と切望する私は、皮が硬くてみみず君が中の果肉を食べれなかったと信じたくて、もう一度実験を組んだ。
種を取ったあとの30個余りの果肉をもう一度ミミズ君の餌として提供することにしたのだ。
実験設定は12月23日。

これまでの経過から、この状態でも銀杏の果肉がみみず君が食べない餌であったら1ヶ月後はそのままだろう。逆にこれまで皮が硬くて食べれなかったのなら、これくらいの量なら1ヶ月でほとんどなくなるだろう。
もしこの状態でみみず君が果肉を食べたら、皮が硬くて果肉を食べれなかったということになる。
だとしたら、今年の秋は銀杏の皮に傷をつけてミミズ君に与えれば、私の願いが叶えられるということだ。

観察小屋には銀杏果肉、50匹程のミミズ君の他に、もしみみず君が銀杏を食べないときのために、里芋の皮、冬瓜や食べ残していた前回のサツマイモなども入れておいた。

設定時の観察小屋はこんな感じ。


さて、1ヶ月程経ったのでチェックしてみることにする。
果して、銀杏の果肉はどうなっているだろうか?

まず、1ヶ月前と同じ方向から撮った写真。
銀杏の果肉の色が目立たない。
もしかして、みみず君が銀杏の果肉を食べた?


そこで、さっそく観察小屋の上の方から、他の食材を外し、銀杏の果肉のあった場所にたどり着いた。
色のあでやかさはなくなっているが、期待に反して、ほとんどの銀杏果肉は口をつけられていない!

皿の上に観察小屋の内容を広げてみた。
右側が観察小屋の下の方。全てのミミズ君はここの食材をあさっていたようだ。
残念ながら銀杏の果肉は全く口をつけられていない。
ということで、今回の実験は
ミミズ君は銀杏を食べない!
という期待はずれの結論で終わった。


これまでの実験でミミズ君と一緒に2ヶ月以上置いていた銀杏は果肉がポロリとはずれて食べられる実を容易に取り出すことが出来た。銀杏の臭いも大幅に軽減されていた。
これらはみみず君が何らかのいい影響を与えたためと思っていた。
しかし、今回の結果からの推測では、恐らく銀杏を土の中に同じ期間保存しても同じ結果になるのだろう。
ここのところはこの秋に確かめてみることにする。

ということで、去年、今年とおこなってきたミミズ君の餌「銀杏」は終了だ。





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