2018年1月18日木曜日

パオパオトンネルとビニールトンネルの中での苗の育ちの比較第2弾(葉っぱ野菜)。ルッコラの花。

こちらはルッコラの花
昨日はワイルドルッコラの種を温室のポットに蒔いたのだが、こちらは正真正銘ルッコラだ。
思い出したが、ルッコラはこの時期から花が咲き始めるのだ。
今育っている苗は数少ないが、この時期もまだ葉は収穫できている。
こんな感じの葉を収穫している。

さて、寒い時期の野菜管理
昨年まではパオパオトンネルの中のみで行った。
今年はパオパオトンネルとビニールトンネルを使っている。

先日(1/6)、Beetrootの苗で、パオパオトンネルの中と、ビニールトンネルの中での育ちの差を報告した。結果はビニールトンネルの方に軍配が上がった。

パオパオトンネルとビニールトンネルでの育ちの差、次にチェックしてみたのは葉っぱ野菜だ。
11月初めににプランターの中に種を蒔いたサニーレタス、チンゲンサイ、ターツァイなどの葉っぱ野菜の小さな苗を、11月23日にビニールトンネルとパオパオトンネルの中に同時に移植した。
こちらは昨年11月下旬小さな苗を移植した時の畝。
奥が、ビニールトンネル、手前がパオパオトンネルの畝。
若干パオパオトンネルの方が長いが、移植した苗は全く同じ。

今日はそんな2箇所のチェックをしてみた。

まずは、パオパオトンネルの中
苗の生着率は6〜70%。
それでも生着した苗は順調に育っているようだ。
サニーレタスが20cm、チンゲンサイが20cm強、ターツァイは15cm。
まだ収穫するまでには、もう少し時間が必要だ。

続いて、水やりをしていなかったので心配していたビニールトンネルの中
こちらは、苗の生着率は80%と上等、育ちも圧倒的に良かった
確かに表面の土は乾いていたが、それより深く根が張ったのだろう。
この時期は、2ヶ月くらい水やりをしなくても大丈夫なのかもしれない。
サニーレタスは大きいものでは40cm、チンゲンサイは25cm、ターツァイは30cm強だ。
ビニールトンネルの中の元気な野菜を少しアップしてみよう。
こちらはチンゲンサイ。
美味しそうなので、さっそく今日収穫した。
こちらがターツァイ。
こちらも、少し収穫した。
トンネル外やパオパオトンネルの中では、寒いこの時期、葉はペチャンコ。
しかし、ビニールトンネルの中では気温が高いためか、葉が寝ていない。

こんなトンネル栽培の苗のおかげで、今年はこの時期も全く葉っぱ野菜が不足することがない。
同じ苗を植えても、ビニールトンネル、そしてパオパオトンネルと時間差で収穫できるのもいいのだ。

もちろん、苗を収穫したところや、うまく苗が育たなかったところは、そのまま放置しておくのはもったいない
育ちの良いこれらのトンネルの中では、無駄なく野菜を育てたいので、今日はプランターで育っている小さなミズナの苗を、それらの場所に移植した。
プランターで育っている小さなミズナの苗を一部取り出した。
こちらが、パオパオトンネルの中。
そしてこちらは、ビニールトンネルの中。
同じ小さなミズナの苗でも、このビニールトンネルの方が早く成長するはずだ。

ということで、やはりBeetrootに続いて葉野菜でも、極寒期のパオパオトンネルとビニールトンネルでは、ビニールトンネルの方が苗の成長がいいことがわかった。
ただ、パオパオトンネルの中で育てた同じ苗もそれなりに元気で、同じ時期に植えた苗ならビニールトンネルとは時間差で収穫することができる。
来年からも、パオパオトンネルとビニールトンネルは今年と同くらいの割合で設置しよう

0 件のコメント:

コメントを投稿