2018年1月29日月曜日

富有柿の剪定。

今日も寒く、昼間は雪がちらほら。
さて、この時期は多くの果樹などの木々は休眠期で、畑仕事も少ないこの時期にはいろいろな木の剪定をしている。
一番大変な梅の木の剪定は少し時間がかかりそうなので、時間がたっぷりある時にする予定。
ミカン類は収穫が終わった木から順次剪定しようと思っている。

で、今日は昼休みに比較的簡単に剪定出来そうな2本の富有柿の剪定をした。

この木、小さな苗を植えて何年になるだろうか?
まず、その2本をじっと眺めてみた。
今回の剪定も、たくさんの大きな実を付けることと、木を高く伸ばさず収穫しやすくすることに主眼を置いている。
こちらが2本ある木のうち、実の成りがいい方の木。
こちらが、同じ日に植えた苗で、同じ大きさに育った木。
しかし、なぜかこちらの方が収穫量が圧倒的に少ない。

去年の剪定は強剪定と言って良い程度に、大きな枝も含めてしっかり剪定した。
比較的うまくいったのか、昨年秋の収穫はまずまず満足できるものだった。
ただ、去年大きな枝を落とした場所近くでは、この一年でまた新しい徒長枝がたくさん出ていた。
こんな、天に向かってまっすぐ伸びる太い徒長枝は基本的に切り落とした。
実を多く付ける横に伸びる枝先付近にも切った方が良さそうな徒長枝があった。
こんな枝には実が付くはずで、よほど混み合っていなければ剪定しない。
ただ、天に向かう細い徒長枝は剪定した。

また、徒長枝ではないのだが、手が届かないところまで高くなった太めの枝は、その全体を切り落とした。
下から見上げて高く伸びている枝。
実をたくさん付ける枝なのだが、昨年ここに成った実は高く過ぎて収穫できず。
すると、熟れた美味しい実をカラスが食べにきた。
その後、寄り付くようになったカラスに他の実もやられた。
こちらが切り落とした後。
今年成る実は全て長い剪定バサミが届く高さに収まるはずだ
この剪定で、今年は収穫しやすくなるだけでなく、カラス被害も減ると嬉しい。

剪定し終えた枝の量は、昨年と比べたら1/3くらいだろうか?
太い枝はほとんどない。
3〜40分ほどで2本の木の剪定が終わったが、毎年これくらいで済むと嬉しい。

この剪定作業、日当たりが良くなって喜ぶ木の気持ちと、たくさんの収穫を期待する私の気持ちが一致してるといいのだが。
今年も去年以上の収穫を期待しておこう。

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