2020年5月11日月曜日

里芋はほぼ順調な芽出し状況で今年も豊作が期待できそう。ただ、第1菜園に植えた大きな親芋が半分腐れていたのが残念。

この時期あちこちで咲いているムラサキカタバミ
江戸時代に観賞用として日本に持ち込まれたらしいが、今では完全に雑草。
しかし、雑草というには可愛らし過ぎる?

さて、こちらはマルチを掛けた畝で芽を出している第2菜園のメインの里芋。
大好きな里芋なので、こんな感じで無事芽を出してくれると一安心だ。


通常種芋を順行植えすると、真ん中に1本が出てくるが、我が家の苗は離れたところに3~4本出てくる。
これは親芋の上1/3を切り落として逆さ植えに似ているため。
この芽が出てきた苗の1か所1か所に新たな親芋が出来る。
そしてその親芋の周りに子芋ができるのだ。
我が家では出てきた芽を芽掻きしないが、最終的に1か所からの収穫量は多いと思う。



ところが、大きな親芋だけを選んで植えて、一株から多くの収穫を得ようと思っていた第1菜園の畝で、植えた芋から全く芽が出ていない
そこで、親芋を掘り返してみた。
無事な芋もあったのだが、半分の親芋が腐っていた。
近づいてみるとこんな悲しい姿だ。
多くの収穫を期待した直径10㎝以上の親芋が完全に腐れたのは残念。
親芋が腐れた原因は何だろうか
これらの親芋は室内で新聞紙に包んで冷蔵庫の上で保存していた。
こちらが、第1菜園に使った親芋の一つでこれは『黒軸』だが、この芋は腐っていた。
今年3月中旬に保存していた冷蔵庫の上から取り出した時の写真だ。
冷蔵庫の上での保存法は、毎年やっているが、これまでの私の経験では土の中に保存するものより保存率は良かった。
ただ、今年は暖冬だったためか土の中の保存がほぼ100%うまくいっていたのに対し、室内で保存した芋には10%くらい腐れているものがあった。
使った親芋は植え付けた時には全く問題ないと思ったのだが、傷みが始まりかけていたのかもしれない。

残念だが、期待した畝での最高の収穫量は今年はあきらめて、狭い第1菜園のこの畝に空き場所ができないように第2菜園の予備の里芋の畝から、芽が出た親芋を掘りだし、腐った親芋の植え穴に移植することにした。
今年は親芋が多かったこともあり、予備の畝を準備していたのがこんな時に役に立った。
今は雑草ややジャガイモの自生苗などでどこが畝だか分らない。
この予備の畝では、親芋を植えた時には雑草はなかったのだが。

この畝の手前の方から、移植する4個の親芋を掘り起こした。
親芋の上端を切って逆さ植えしていたので、芽が離れた位置に出てくるのがよくわかる。
ここで、掘り出した親芋には腐れた部分は全くなかった。
こんな芽が出始めた親芋を第1菜園の畝に移植した後がこの写真。
これで、ここの植え場所では全て苗が育ってくれるはずだ。

ところで、予備の畝の奥の方には、雑草に覆われながらまだ30個くらい植えた親芋がある。
今日は可能な限り雑草を抜いておいた
移植する必要のない芋は、ここでもしっかり育ってもらおう。
遠くから見るとほとんど芽が出ていないように見える。
しかし実際は、半分くらいに芽が出始めていた。
そんな予備の畝の株で一番大きな芽を出していたのがこの株
雑草を抜く前はこんな感じ。
雑草を抜くと葉や芽の姿がしっかり見えてきて、苗も喜んでいるみたいだ。
この株からはで3本の芽が出ている。
マルチを掛けていないので、また雑草に覆われるのは時間の問題だろうが。。

芽出しに失敗した第1菜園の畝もあったが、おおむね順調に芽出し出来ている里芋。
よほどの天候不順がない限り、今年も豊作は間違いなさそうだ。

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