2018年12月15日土曜日

畝の防寒処置、100円ショップの不織布を防虫ネットの上に重ね固定する手法は簡単でいい。

今年は晩秋が暖かかったためか、冬鳥の飛来が少ないみたいだ。
それでも、第2菜園近くの川にはマガモコガモがいた。
こちらはマガモの雌。
今日は天気が良かったので雄の羽が美しい。

こちらの円陣を組んでいるのはコガモみたい。
周りにいる6羽は同じ羽色だ。
周りにいた個体をアップするとこんな羽なので雌だろう。
浅瀬で餌取りが忙しいみたい。
円陣の中にいた個体だけは顔つきが違う。
こちらが雄だ。
この雄は雌に囲まれて幸せ者だ。


さて、ここのところ寒くなってきたので、畝の装いが冬用にチェンジしている。
昨年までの我が家の野菜の防寒処置は、パオパオトンネルとビニールトンネルが主体だったのだが、今年は秋に防虫ネットをかけていた畝がたくさんある。
そんな畝の防寒には100円ショップの不織布も活躍している。

ここは2m弱の小さな畝。
ここの防虫ネットは取り外した。
この畝では、運良くサイズが合うビニール(鉄パイプ装着済み)があったので、防虫ネットを外したあとにそのまま被せた。
わずか10分の早業だ。
新たに同じものを作って取り付けると30分近くかかるに違いない。
ビニールトンネルなら防寒対策としては上等。
もちろん防虫ネットをかけたまま冬を迎える畝もある。
ここに縦に並んだ2つの畝の内、奥の畝は防虫ネットのままにしておく予定。
もうそこには、収穫適期の葉野菜が育っているので今更防寒は必要ないのだ。
ただ、手前の畝にではまだ小さな苗がたくさんあるので、防虫ネットの上から100円ショップの不織布をかけた。
また左手には新たにパオパオの畝も作った。

手前の畝(2.5m)を不織布によるカバーに要したのは10分。
左手奥の新しいパオパオトンネル(2m)設置には40分を要した。
100円ショップの不織布を、防虫ネットの上に重ねる手法サイズさえ合えば簡単でいい
こちらは3mほどの長さの畝
このぐらいの長さなら、長さ4mの100円の不織布ピッタリだ。
防虫ネットのサイドの鉄パイプに2箇所づつパッカーで不織布を固定するだけ。
手前と奥はUピンで固定要した時間は10分ほどだ。
これで、中の作業は鉄パイプを持ち上げるだけで簡単にできる。

ただし、すべての畝に100円ショップの不織布の長さが合うわけではない。
3mより少し短い畝はなんとかできるが、下の写真のように4mあるミズナの畝では少し工夫がいる
3mの防虫ネット(鉄パイプ付き)があったので、それに切り替え、畝の端のダンポール(樹脂ポール)を外し、長さを50cm縮めた。
それにしても、この畝のミズナはものすごい育ち方だった。
この日は貰い手が見つかったので大量にお裾分け。
ミズナを収穫した場所では、短くした防虫ネットの上に他の場所と同様の方法で100円ショップの不織布を固定した。
このトンネルの左手には、屋根が無くなった野菜がある。
ところで、これからの時期あまり必要性を感じなくなる防虫ネットだが、これまでの時期は、しっかり役に立ってくれて感謝だ。
防虫ネットの中では大豊作だったが、同じ時期にネットがないところで育てたミズナは虫にやられて惨めなものだ。
きれいな野菜ができる時期、こんな苗は引き抜いて片付けた。

100円ショップの不織布は通常のパオパオ素材と比べると弱く、1年限りの使い捨てになる可能性が高い。
それでも安いので、ひと冬効果があったら十分だろう。

ところで、先日この不織布を掛けていたモリンガは、緑だった葉が完全に枯れていた。
熱帯〜亜熱帯の植物はやはりこれくらいの防寒では無理なのかもしれない。

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