2018年12月9日日曜日

クコの実は期待したほど収穫できないのだが、クコの根は予想以上に広がった。

この時期、クコの実を少しづつ収穫している。
2年前からお茶1杯分のクコのみが収穫できるようになっていた。
今年は1〜2ヶ月分の実を収穫できるのではと期待をしていたのだが。。。

この赤い実を、今日初収穫したのだが、まだまだ少ない
これでは乾かしても1杯分のお茶にもならない。
確かにクコの低木には、色付き始めた実や、
クコの実はアップするとなかなかきれいだ。
これから色付くだろう青い実もそれなりにあって、これから先、去年よりは収量は多くなると思われる。
場所によってはこんな鈴なりの枝もある。
ただ、こんな感じで実を付けているのは、なぜか全体の枝のごく一部だ。
クコの木のすべての枝にこんな感じで実がついたら1年分の実が収穫できるのだが。


ところで、クコは雑草のごとく強く、畑の一部に植えると、その根が厄介なことになると知人から聞いたことがあった。
それでもクコの実をお茶にしたくて、3年前の3月に小さな苗木を畑の一部に植えたのだ。
この低木が今年は、急速に周りに向かって成長し始めた。
そこで10月中旬に、この木の周りにあった雑草を片付ける際に、四方に伸びていた3mくらいのたくさんの枝を切り取った。
この場所だけで成長し、多くの実を収穫できることを願っていたのだが。
クコの低木は、私の思惑とは違った形で成長し始めたようだ。

そして今、クコの木の周りではあちらこちらで多くの小さな芽が出てきている。
低木のすぐ周りまでなら許せるのだが、かなり離れたところにもどうやら根が広がったみたいだ。
数メートル離れたパオパオを掛けた畝でも、芽が吹き出している。
パオパオトンネルの中や外に芽が吹き出しているのだ。
パオパオを外してみると、ミズナとクコの芽が同居していた。
高さ20cmほどのクコの芽。
こんな芽を、1本掘り出してみたが、地下で浅いところに力強い根が広く広がっていた。
こんな感じでクコは増殖していくのだ。

我が家の菜園がクコだらけになったら大変だ。
今日はそんな迷惑になりそうな根と芽をある程度掘り起こした。
笹竹を掘り起こすのと比べたら遥かに楽な作業でよかった。

掘り出したすべてを捨ててしまうのはもったいない気がしたので、それらの一部は菜園の端の方に置いてある大きめのプランターに植えてみた。
4個のプランターにそれぞれ幾つかの芽が付いた根を埋めた。
このプランターからも2〜3年すると実が収穫できるようになるだろう。

いつの日か、私のスペシャルティーの素材としてクコの実を買わずに済むようになると嬉しいのだが。
今は買ってきたクコの実を私のお茶にはブレンドして使っている。

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