2018年12月17日月曜日

アーティチョークのこの時期の栽培のヒントを見つけた。雑草マルチがいいみたい。羽根が生えたアブラムシ。

我が家のアーティチョークでは寒くなったというのに、まだアブラムシが元気
この時期、まだアーティチョークの苗で見られているアブラムシ。
昨年一番元気に育った苗が、この時期防虫ネットをかけた苗だったので、今年の秋はアブラムシ予防に半分以上の苗に防虫ネットをかけていた。
しかし、ここまでの結果はその効果なし
おそらく私の防虫ネットのかけ方の甘さがその原因なのだろうが。。。

それでも今年は、かなりの数の苗が冬越しできそうな気がするので、元気な苗から順にチェックしてみた。

今一番元気なのは下の写真の苗で、防虫ネットをかけていなかった苗。
ただ、この根の周りには秋に抜き取った雑草が山積みされていた。
おそらくこの雑草が、防寒マルチと乾燥予防の役割を果たしたのだろう。
茎元を見ると、とても太い。
そして1枚1枚の80cmくらいの葉がとても健康そうだ。
やはり、アブラムシは居るのだが、それを全く問題にしていないようだ。
雑草マルチはすべての苗にやってみてもよいのではと思われた。
そこで、まず防虫ネットがかかっていない苗に雑草マルチをやってみた。

2番目に元気だったのは、昨年一番元気に育った第1菜園の株
当然この株は、去年と同様防虫ネットを掛けている。
去年の同じ時期と比べると、若干育ち具合は負けているような気がするが。。
この株には、数本の苗が育ち、苗の数と高さでは1番の株だ。
ネットを掛けてすぐ、アブラムシ被害が出ていたが今は負けていない。
この株は、このまま様子を見ることにした。

3番目に元気な苗は、マルチをかけていない苗だった。
こちらの苗も、まずまず元気。
4番目に元気な苗は防虫ネットを掛けた株だったが、ネットで天井がつかえていた。
ネットを外してみると、行き場所のない葉が折れ曲がって枯れていた。
こんな枯葉を取り除いたら、苗はとても喜んでいるように見えた。
ここまでの4番目までの苗では、来年5月には多くの蕾を収穫できると思われる。

こうして、苗を見回っていると防虫ネットをかけた多くの苗で天井がつかえていた。
この苗も、ネットを外してやらなければ可哀想だ。
この苗でも一部折れ曲がった葉が枯れていた。
この苗にもアブラムシがたくさんいたのだが、近づいてみると羽根が生えたアブラムシが混じっていた。
写真では分かりにくい?
写真をアップするとこんな感じだ。
アブラムシには羽根が生えて飛ぶという話は聞いていた。
しかし、こんな羽根が生えたアブラムシを見たのは初めてだった。

で、慌てて他の防虫ネットも外から眺めてみた。
これまで小さなハエが飛んでいると思っていたのは、全て羽根がついたアブラムシだったようだ。
防虫ネットの中で外敵もなく、思う存分繁殖したようだ。
こんな苗では当然もっと早く防虫ネットを外すべきだった。
で、時期的には遅れたと思われるが、第1菜園にある2番目に元気な苗以外は、すべての苗で防虫ネットを外した。
その代わりに、雑草マルチを苗の周りに施した。
小さな苗にも、大きめの苗にも株元に雑草を敷き詰めると、第2菜園の苗は全体的にはこんな感じになり、一部では雑草予防シートの存在がほとんど隠れてしまった。

ということで、来年からもこの時期のアーティチョークには基本的に防虫ネットは掛けず、しっかり雑草マルチを施してみようと思っている。

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