2018年12月18日火曜日

一旦ウコンを掘り上げ、植え戻し。防寒にたっぷり土をかけておいた。

ウコンにはいくつか種類があるようだが、我が家で育てているのは一般的な春ウコンと秋ウコン
現在、3箇所で少しづつ育てている。
紫ウコンという白っぽいウコンも以前育てていたが、いつの間にか姿を消してしまった。
ショウガとウコンの掛け合わせによる黒ウコンというのもあるようだが、亜熱帯では育っても日本では無理のようだ。
こちらは、今日収穫したウコン。
左の黄色いのが春ウコンで、右のオレンジ色が秋ウコンだ。
成分が違い、薬効も違うらしい。
名前の由来花の咲く時期からで、春に花が咲くものを春ウコン、秋に花が咲くものを秋ウコンと呼ぶらしい。
こちらは毎年5月にピンクの小ぶりな花を咲かせる春ウコン。
こちらは8〜9月に大きめの白い花を咲かせる秋ウコン。
春ウコンの花は、芽がでるのと同時に出てくるので、小さくてもよく目立つ。
こちらは咲き初めの春ウコン。
秋ウコンの花は、大きいのだがその頃は茎葉が大きく茂っているので、どうかすると気づかないまま終わる。
こんな元気な葉の影で秋ウコンの花を見つけるのは難しい。
どちらも、なかなかきれいで大好きな花だ。

ウコンは料理などにも使われるが、私はスペシャルティーのベースとしてほぼ毎日使っている。
で、その収穫スタイルは、以前収穫適期の12〜1月に一気に収穫し、スライスして乾燥させたものをお茶の原料として使っていた。
ただ、今頃だが収穫して1年分を乾燥させるのは大変だ。
そこで最近は1〜2週間使う分だけを収穫生のウコンをスライスしてお茶の原料にしている。
通常の収穫時期でない3〜10月の収穫では、収穫できるウコンは極めて少なく不合理なのだが、育てているウコンの全体量が多いので全く問題ない。

ウコンの栽培は簡単なのだが、唯一注意がいるのが冬の寒さ。
種芋が寒さのため腐れてしまうことがあるのだ。
昨年の第2菜園のウコンは、防寒がうまくいかず一気に数を減らした。
下の写真は第1菜園の1メートル四方の狭い場所だが、こちらでは昨年の冬、ウコンの種芋にたっぷり土をかぶせていたので種芋が腐ることはなかった。
狭い場所だが元気に育った。
今日は、そんなウコンの植え直し作業
一旦ウコンを掘り上げ、そのうち1/4ほどを種ウコンとして植え戻した。
同じ場所に9株種ウコンを植え直した。
植え戻したウコンには、今年も寒さに耐えれるように厚めに土をかけておいた。
春ウコンと秋ウコンをほぼ半量づつ植えている。
収穫したウコンの一部はお茶用に持ち帰り、それ以外のウコンは今年第1菜園以上に発育が良かった果樹園側のウコンの植え場所に追加植えしておいた。
周りに竹林があるので地温が第2菜園のように下がらなかったのだろう。
防寒用に土をかっけることをしなかったが、昨冬のウコンは腐らなかった。
去年は保険のようなつもりで植えていた場所だが、今年もここに余った種芋を植えた。

ところで、第2菜園で壊滅寸前になってウコンだが、その後は少し盛り返していたので、それらのウコンも掘り出した後植え直し、防寒にたっぷり土をかけておいた。
こちらの畝は2平方メートルくらいの広さがある。
土をたっぷり掛けたので、この冬は寒さに負けないはずだ。

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