2023年10月10日火曜日

枯れたと思っていたコンニャク芋、掘り起こしてみたらあまり大きくなっていない芋と生子が出来ていた。明日からは2泊3日で長野に小旅行。

この3月、コンニャクを育ててみようと1年物から3年物の芋をネットで注文した。
小さなもの(1年物)は生子(きご)と呼ばれ、細長い皴れたサツマイモのような感じ。
こちらはMサイズ、2年目の球根だろうか?生子とは全く違う形だ。
こちらはLサイズで、宇宙芋の親芋のような大きな饅頭型の種芋だった。

3月の終わりにそんな芋をそれまで笹竹などが蔓延って荒れた場所をユンボで掘り起こし畝を作り植え付けた
若干日当たりが悪い場所だ。

3月に植えた芋が4月に芽を出し始め、6月初めには葉を見せ始めた
初めてのコンニャク栽培だったので、太い芽が出てきたときは嬉しかった。
順調に育っているように見えたが、7月の終わりころから根元から倒れるものが次々に出てきた
虫に食べられているような感じはなかった。
確かに風は強い場所だったので、小さな竹支柱で支えてみた。

また、少し日当たりがよくなるように、周りの木の下枝を取り払ったり数本の槇の木は切り倒した。
しかし、残念ながら少しづつ苗は倒れ、10月の初めには、生子を植えた1本と立ち枯れしたように見える1本以外はすべて枯れて跡形もなくなった
で、我が家でコンニャクを育てるのは不可能だろうと諦めかけていた。
左の畝には生子を植えていたが1本だけがまだ生き残っている。
右の畝では1本が立ち枯れし、他の苗は跡形もなくなっている。

そんな時、野菜作りの師匠のようなおばあちゃんが段々畑を見に来てくれた。
立ち枯れしているように見えた1本は花が終わった後で、コンニャクは収穫できないかもしれないが、周りに生子が付いているよ、と教えてくれた。

その立ち枯れした1本を掘り起こしたかったのだが、まず何も残っていないと思っていた早く枯れた苗の植え場所を、半分ほど掘り返してみた。
確かに全く芋が出きていなかった場所もあったが、生子からは小さな芋が出来ているものが半分くらいあり、2~3年目の種芋からは芋と生子が出来ているところもあった。
今日のコンニャク芋の収穫風景。

群馬県のコンニャク農園の方は、晩秋にすべての芋を掘り起こし、種芋にするものは乾燥させ13℃以下にならないように保存するのだそうだ。
私も残りの半分の植え場所を掘り起こそうと思っているが、恐らく最終的に買った時とほぼ同じ大きさと量の種芋が収穫できるのではないかと期待している。
我が家ではしばらく乾燥させた後は、新聞紙でくるんで室内で保存する予定だ。
ただ、花終わりに立ち枯れした1本は土寄せをしっかりして、来春まで生子などが生き残れるかどうか見てみようと思っている。
里芋はこのやり方で冬越し出来るので、九州では土寄せ方式でいいのではないかと思っている。
今年はコンニャク作りに挑戦できるような芋の収穫は出来なかったが、来年もまたコンニャク栽培を楽しめそうで嬉しい。

ところで、明日からは2泊3日で長野の方に山歩きに行ってくるのでこのブログはお休みだ。
天気は良さそうなので、きれいな紅葉を楽しめるのではないかと期待している。

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