2025年5月31日土曜日

ニンニクを全収穫。キクイモの葉でお茶作り。

段々畑の一番上の段では今年もこの時期栗の木にはが見事に咲いている。
ここ2年は虫に食われた実が多く、口に入った栗は少なかった。
果たして今年は3年前のような満足な収穫になるだろうか?
枝から垂れ下がっている雄花が独特の生臭い匂いを放つ。

段々畑の一番下の段ではネズミモチがかわいい花を付けている。
去年はこの時期、葉を1週間ほど煎じて女貞葉のエキスを作ったのだが、今年はネズミの糞のような実が成る時期に実を煎じた女貞子と葉を煎じた女貞葉の両方を作ろうと思っている。

 さて、今年のニンニクの全収穫をおこなったが、病気をせずに一応無事に収穫できたのはよかった。


ニンニクの保存は茎を3本づつ束ねて逆さに吊るして干す方が多いが、我が家では数日乾かして室内で保存するようにしている。
今日は昼はガゼボの下で干し、
夜は小屋の中で乾燥させている。
さすがに収穫直後に家の中に入れるとニオイがきつい。
乾燥しニオイが減ったら、玄関横の野菜置き場に置いて必要時使っていく予定だ。

収穫した量で判断すると年を越して残ることはなさそうだが、その頃までは買うことなく思う存分ニンニク料理に使えそうだ。


ところで、昨年の猛暑の時完全に枯れて無くなったと思っていたキクイモ、やはり強かった。

昨年までは増え過ぎないように石の左側に防草シートを敷いてその上で育てていた。
防草シートは片付けたが、その周辺に生き残った芋があったのだろう。
5~6本元気な苗が育っているが、増殖を抑えるものがないのでこれからが心配だ。
そんなキクイモの葉はまだ虫にやられずきれいだったので、上の方をお茶にするため切り取った

キクイモが無くなったと思っていたので、この春知り合いに分けてもらい土嚢袋で育てている苗も元気にしていたので、こちらからも葉を摘み取った。

昨日のヤーコン葉でのお茶は食品乾燥器を使ってつくったが、今日はカンカン晴れだったのとキクイモの葉はすぐパリパリに乾くので天日干しにした。
キクイモ茶の効用については全く知らないが、生命力が強いキクイモの葉で作る茶ならきっと体にいいだろうと10年以上私のスペシャルティーの一剤として使い続けている。

2025年5月30日金曜日

ヤーコンの畝の細い茎を芽掻き。そんな芽掻きした苗の葉を使って今年もヤーコンの葉のお茶を作り。スペインキャベツの種採り。

四の段の上の斜面には先日からノカンゾウの花が咲いている。
ノカンゾウは朝咲いて、夕方にはしぼんでしまう一日花。
百合の花に似ていたので球根植物だと思っていたが、そうではないとのことだ。
ニッコウキスゲの近縁種とのことだが、確かに似ている。


さて、今年もヤーコン芋の畝ではきれいな芽が出揃っている。


ヤーコン芋の種芋は、いくつかを一塊になった状態でえ付けるので、一株からかなり多くの芽が出てくる。
今日は細い茎葉を元から切り取った。
ヤーコンは雑草に負けることはなさそうだが、一応畝間の除草もしておいた。

これまでは大きな葉をお茶に利用していたが、芽の部分にはより多くのポリフェノールを含んでいる気がしたので、今回は小さな葉や芽先をちぎってお茶にしてみた。
芽掻きしたものから小さな葉や目先を選んでお茶にしてみた。
軽く湯がいて食品乾燥器で乾燥させた。

美味しくて体にもいいヤーコン葉茶が出来上がった。





ところで、この時期は秋冬葉野菜の種採りを次々にしているが、今日はスペインの北部カンタブリア地方の特産のキャベツ“ASA DE CANTARO”の種採りをした。

アブラナ科特有のしっかりした種なので種採りをすると3年は使える。
この種を友人から頂いたのは11年も前だ。
見かけは違うが、黒キャベツの食感に近いしっかりした味だ。

2025年5月29日木曜日

ツクネ芋の芽が出揃ってきた。今年も豊作を期待しよう。種採り前でもパラロッサの小さな葉は美味しく食べれる。

一の段の斜面の上には雑草に交じってサフランモドキが咲いている。
5月初めに咲き始め、9月頃はかなりの数が咲く
以前ここの雑草とサフランモドキを掘り起こしてサフランモドキだけを植えた。
サフランモドキも強いが雑草には少し力負けしている感じだ。
この斜面にはカボチャの畝を這わそうと思っている。
カボチャの苗は斜面の下の方から少しづつ伸び始めている。
苗が伸びていくところの雑草は、少し抜いている。


さて、ツクネ芋は11月から3月まで食べれる大好きなネバネバ芋だ。
最初30年ほど前に育ててから、毎年種芋を保存し育ててきた。
で、栽培に関してはかなり自信を持てるようになってきた。
比較的難しいと言われる寒い時期の種芋の保存もここ数年は全く問題なく出来るようになった

それでも育て方に関しては毎年少しづつ変化を付けて育てている。
今年は四の段の畝にはマルチを張らずに育て、竹支柱の固定にはエナメル線を使ってみることにした。

こちらは四の段のツクネ芋の畝。
こちらは一の段の畝で以前のマルチを再利用し、竹支柱はやはりエナメル線で固定。
こちらは耕さずに以前の畝をそのまま利用したので若干雑草が多い。
破れたマルチでは再利用した意味はほとんどなさそうだ。

蔓が頭でっかちに大きくなる頃の強風で竹支柱がよく倒れる。
その予防にエナメル線を張ってみたが効果はどうだろう?
今のところ、これらの畝では100%芽出しできて、蔓葉もいい感じに伸びている。

そして、例年通りの竹支柱と支柱同士の紐固定をやって、マルチを掛ける小さな畝も一つ作った。

ここは5ヶ所で、背は低いが芽は出揃った。


以前動物による大被害があった時も唯一被害に逢わなかった土嚢袋栽培は、根が張ったツクネ芋は簡単に掘り出せないので芋の収穫時にこちらが苦労するのだが、保険のような気持ちで今年も作っている。

土嚢袋のツクネ芋も8割くらい芽を出した。
今一番大きく成長しているのはこの土嚢袋の苗で高さ1m50cmくらいになった。



ところで、ビニールハウスの中にはトマトの苗が順調に育っているのだが、その前に植えていたチコリー『パラロッサ』がトウ立ちして種の収穫間近になっているので2本残していた。
そんなパラロッサの花芽近くの小さな葉を集めて湯掻いて食べたら非常に美味しかった

パラロッサは通常寒さが厳しい頃、真っ赤なきれいな葉を生で食べる。
この時期下の方の大きな葉は硬くなっているが小さ目の葉は苦みも少なく柔らかい。
また朝食時に食べる野菜のレパートリーが一つ増えた。

2025年5月28日水曜日

大梅の収穫&梅漬け。

毎年アジサイが咲き始める時期に大梅を収穫している。
今年もアジサイが咲き始める時期になった。


さて、今日は大梅収穫を目的に果樹園に行ってみると、先日収穫を終えた小梅がまだたくさんなっていた。
そして、大梅の方もよく見ると大豊作だった。
我が家の3年目の晩白柚は元気に成長しているがまだ花は咲いていない。
果樹園の晩白柚は今年もたくさん花を付けていたようで、今は花が散り小さな実が成り始めている。

で、今日は大梅を10kgほど収穫して帰った。
去年は全部収穫しても6kgと不作だった。
今年は全部収穫したら50kgは軽く超えそうな大豊作だ。
若干実が若いような気がしたので、例年より長めに5時間あく抜きをした。

以前は10kg以上漬けたこともあったのだが、今日はkgを漬けることにした。
使ったのは中樽だ。
漬け方は塩分7.5%の減塩で、その代わり砂糖を7%弱、焼酎を7%入れた。
重石には先日漬けた小梅の小樽を使った。

今年もおいしい梅干しを作りたいと思っているが、それには紫蘇も重要。
今育っている紫蘇の量ではとても小梅や大梅に使う量として足りそうにない。
で、小梅を付けたあと慌てて種まきしたのだが、やっと芽らしいものが見え始めたところ。
果たして紫蘇漬けをする頃に今出てきている芽が使えるようになるだろうか?

ところで、ご近所さんが小梅を分けてほしいと言われたので、どうぞと持っていってくださいと言ったら、お礼にと頂き物をした。

こちらが収穫しないものを持っていってもらって申し訳ない気がしたが美味しかった。

2025年5月27日火曜日

フェイジョアの花が咲き始めた。芽が出た小さなルッコラとチーマディラーパの苗を畝に植え付け。

 フェイジョアの一番花が咲き始めた。

庭に3本植えている苗木は順調に成長しているので今年は実を食べれると確信している。
こちらはまだ花は咲いていないが一番大きく成長している木。
フェイジョアは葉もきれいだし花もきれい。
この木にも蕾はいっぱい付いているのでこれからが楽しみだ。

毎日つまみ食いを始めたビワも食べれる実が増えつつあるが、ジューンベリーの実はほとんど食べ尽くしてしまった。
こちらはいい感じで色付いているビワ。

ジューンベリーの実はほとんどなくなった。

さて、この時期になると秋冬野菜の花芽の収穫も終わり、そんな野菜の種採りをしている。
先日チーマディラーパの種採りが終わり、今日は白菜の種採りを始めた。
白菜のあとは色々なブロッコリー類が種採りを待っている。
こちらはブラジルブロッコリーの種採り用の苗。

また、早春に種蒔きした葉野菜もこの時期はほとんどトウ立ちを始めている。
で、今の時期に種蒔きして夏前の収穫を目指す野菜もある。
今日はルッコラとチーマディラーパの出たばかりの芽を畝に植え付けた。
ただ、この時期に育てるアブラナ科の葉野菜はモンシロチョウ予防をしっかりしないと大変なことになる。

これらの苗を2月に種まきをしてトウ立ちを始めた苗を片付けた畝に植え付け。
もちろん、防虫ネットの中に植え付けた。

2025年5月26日月曜日

今年もこの時期仮伏せしていたシイタケのホダ木を本伏せ。エンドウ豆や空豆の収穫はほぼ終了。

 1か月前から次々に咲いていた今年のジャーマンアイリスの恐らく最後の1輪が咲いている。


さて、こちらは今日収穫したシイタケ
一昨夜からの雨でいくつかは急速に大きくなっていた。
腐れかけているものもあったのでそんなものは破棄した。

直径15cm以上に大きくなったものもあった。
こんなシイタケを収穫しているのは2年前と1年前の2月にホダ木に菌を打ち込んだもの。

そして、今年2月にも菌を打ち込んだホダ木を仮伏せしておいた。

そんなホダ木を今日は本伏せだ。
2年前に菌を打ったホダ木を少し寄せてその隣にスペースを作った。
今年のホダ木になるものはいいサイズのものが少なく短いものが多い。
ホダ木に使ったのは、これまでもシイタケがしっかりできた実証済みの桜と栗だ。
本当はクヌギのホダ木を使いたいのだが、我が家では手に入らない、
小さな苗が今順調に育っているが、ホダ木として使うにはあと10年はかかりそうだ。

ところで今年大収穫の空豆を今日は最終収穫、終わったと思ったがまだまだ収穫できた。
一部は夕飯でスープにして食べたが、ほとんどは冷凍保存した。

キヌサヤは、さすがに全く収穫出来なくなり、スナップエンドウも最後の僅かな収穫といった感じだが、グリーンピースも最終収穫としてある程度の収穫ができた。

鞘を剥いてみると、中には収穫適期を過ぎたものもかなり含まれていた。

エンドウ豆の苗は絹さやから片付けを始めているが、これらの豆はこれから種採りすることになりそうだ。

そして、次の豆の収穫を目指して、枝豆や四角豆の苗が畝で育ちつつあるが、先日遅れて種まきしたインゲン豆もすべて芽を出している。
こちらは枝豆の畝。
こちらはスナップエンドウの畝に植え付けている四角豆の苗。
蔓ありエンドウはグリーンピースの畝に植え付けている。
蔓なしインゲンもホウレンソウが終わった畝でこんな感じで芽を出している。
四角豆は収穫まで時間がかかるので、豆類では枝豆かインゲンが次の収穫になるだろう。