2019年6月12日水曜日

ルッコラの種採りは新しいやり方で。デストロイヤーのメインの畝で軟腐病(?)が多発しているのには参った。

こちらは今季、今のところ最大の14.5cmのデストロイヤー。
こちらは今季、今のところ最重量の450gのデストロイヤー。
その他、デストロイヤー賞受賞を狙うような芋も次々に採れている。


そんなデストロイヤーの収穫量がこの時期に多いのはいいことなのだが、メインの畝で収穫した芋の中に腐れかけた芋が多かったのにはちょっと参った。
先日、メインの畝マルチを剥いで、すべての芋を収穫した。
表面がこれだけ傷ついても、こんな芋は皮を厚く剥けば問題なく食べれる。
ところが、今季のメインの畝では、表面の一部がウェットになった腐れかけの芋が多発。
これは恐らく『軟腐病』だろうと思われる。
軟腐病の原因は細菌で、窒素過多になると起こりやすいらしい。
一部でもウェットな芋は、一見きれいな部分が多くても中が傷みかけている。
で、全て畝から遠い場所に廃棄処分だ。

とにかく、我が家の主力野菜のデストロイヤーに病気が蔓延するのは怖い。
とこに今回こんな腐れかけの芋が多発したメインの畝では、近いうちに少しでも熱消毒ができるように透明なマルチを、太陽熱マルチとして敷いて、しばらく畝を休ませることにしよう
そして、肥料のやり過ぎや、畝を作る時の雑草敷き込みも控えた方がいいのかもしれない。
この畝には、土を柔らかくしようと雑草を敷きこんでいたのだが、芋の収穫で畝を掘り起こした時、まだ土になりきらない雑草の茎が大量に出てきたのだ。
こんな土になりきらない雑草は細菌の温床になったり窒素過多になりやすい?


さて、今日はルッコラの種採りをした。
昨年まではルッコラの種を採る時、大根と同じように鞘ごと収穫して大きめの容器に入れていた。
すると、容器の中で勝手に種が弾けて種だけが収穫できるのだ。
ただし、大きな容器をしばらく部屋の中に置いておくのは邪魔。
今回は種取り時に別のやり方を取ってみた。
ルッコラは種取り時期になると、触るだけで鞘が弾けて次々周りに飛び散る。
ここにある鞘は8割ほどは種が飛び散ったあとだ。
だから、鞘がついた種を収穫しようとすると、かなりの種がその場で落ちてしまい不合理だ。
そこで、今年は鞘を採るのではなく、鞘がついた茎をそのまま容器の中に入れ、そこで降った。
するとパチパチと大量の種が容器の中に飛び出すのだ。
容器の外に飛び出す種もたくさんあるがそんなものはおかまいなし。
あっという間に大量の種が採れる。
もちろん多くの鞘も振った時に取れて一緒についてくるが。。
鞘は手で取って下の写真くらいの数まで減らし、そのあとは浅い皿に移し息を吹きかければ鞘だけが飛んで種だけになる。
鞘を外した種はタッパーに乾燥剤と一緒に入れ、冷蔵庫の野菜庫で保存することになる。
必要量を遥かに超える種の収穫がほんの数分ほどで終わった。
単純なことでも誰が教えてくれた訳でもない方法がうまくいく時はちょっと嬉しくなる。
これで、この秋や春先の種まきは全く心配ないと思われる。
来年からもルッコラの種採りはこの方法でやることにしよう。

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