2020年7月14日火曜日

宇宙芋:小さなムカゴが見え始め、カナブンかコガネムシか分からなかった緑色の害虫はコガネムシ。花後の実ではないムカゴ、どんな風に出てくる?

今年は宇宙芋を育て始めて2年目
昨年その苗にムカゴを発見したのは8月の初めだった。
ただ、ムカゴがどんな形で出来始めるのかを確かめることができなかった。
昨年までは小さなムカゴができる前には花が咲いて雌花のところに実が成って、それがムカゴになると信じていた。
ところが昨年初めて宇宙芋を育てて、ムカゴができる様子を注意深く観察していたのだが、花が咲いた形跡が分らなかった。
他の方のブログで宇宙芋の花を確認することができたのだが、どうもムカゴは花終わりの実ではないようだ。

で、今年は余った種芋を鉢に植え、観葉植物として楽しむのと一緒にムカゴの出来始めるところをしっかり観察してみようと思っている。

こちらがそんな宇宙芋の観葉植物
葉がきれいなので、観葉植物として楽しめるのだ。
そんな鉢植えの宇宙芋の苗ではまだムカゴの姿は見えてこない。
昨年見つけた小さなムカゴの下には皿のような部分があったので、特にそんな場所を注意深く見ている。
こちらが、その皿のように見える部分。
ここは葉が枝分かれしたところに出来ている。

さて、観葉植物の宇宙芋の苗はのんびり観察していくこととして、宇宙芋を収穫する予定の菜園に育っているの苗を見てみた。
先日までとても順調に見えていた第1菜園の苗だがちょっぴり元気ない
ここには4個の種芋を植えていた。
長雨が少し堪えたのかもしれない。
ただ近づいて見ると、もうムカゴの姿がチラホラ。
やはり、下の方には皿のように見える部分があるが、よく見るとその皿のような部分から新しい蔓が伸び始めているようだ。
やはり花が咲いている様子は分からない。
皿のように見える部分が以前は花かと思っていたが違うみたいだ。
ムカゴができる場所は蔓が分岐してすぐの場所だ。
そして、こちらは宇宙芋のメインの畝となる第2菜園の苗。
こちらの苗は一見元気そうだが、虫に食われた葉がいっぱい。
こちらの苗にもたくさんのムカゴが出来ていた。
今年は去年より1ヶ月近く早い時期に種芋を植えたので、ムカゴの出来る時期も早かったみたいだ。
ここのムカゴにはこ小さな芋虫が食いついていた。
この芋虫、葉と一緒にムカゴも食い荒らしているようだ。
こちらの苗でもムカゴに近づいて見てみたが、ムカゴができる場所は蔓が出てくる分岐部のようだ。
こちらでも差のようなものがすぐ近くにあり、そこから新芽が出ている。
ということで、ある程度の大きさのムカゴがどんな場所に出来るかは大体分かった。
しかし、もっと小さなムカゴの赤ちゃんがどんな風にして出来てくるかが不明だ。
その辺は、部屋の中の観葉植物にした苗でしっかり観察していこう。

そして、芋虫よりはるかに苗に被害を与えると思われたのが、その葉に付いている甲虫。
去年も食い荒らされた葉にたくさんの甲虫を発見した。
今日最初に出会ったのは茶色の甲虫。
で、竹支柱ごと苗を揺らしてみた。
すると10匹以上の甲虫が落ちてきたが、全て緑色だった。
ただ、これが緑色のカナブンなのかコガネムシなのかが分からない
きれいでかわいそうだったが、落ちたものは皆踏みつけた。
そして、カナブンなのかコガネムシなのか識別するために1匹を持ち帰って観察し、昆虫図鑑と照らし合わせてみた。
さて、この虫カナブンなのかそれともコガネムシ?
カナブンとコガネムシの見分け方が初めて分かった。
頭の格好四角ならカナブン、丸ならコガネムシ
2枚の羽根の付け根の小盾板(しょうじゅんばん)逆三角形ならカナブン半円形だったらコガネムシとのこと。
この写真を見ると一目瞭然。
宇宙芋の苗の大敵は、緑色のコガネムシだったのだ。

今年も宇宙芋の出来には興味を持っている。
果たして、コガネムシ被害を極力抑えて、去年収穫した250gの芋を超えるような宇宙芋が収穫できるだろうか?
こちらが、昨年収穫した中で最大の宇宙芋。

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