2020年8月1日土曜日

待ちに待った梅雨明けで、大梅小梅ともに天日干し。カメムシを予防して網を掛けた花ガラからフェンネルの種採り。

我が家に3本ある大梅の木からは毎年たくさんの実が成るので、収穫後少々お裾分けしても余ってしまうのだが、今年は収穫時に成りが少なかった。
私の剪定が悪かったのか、木が中年になって急に弱り始めたのかと色々心配したのだが、後で知人に聞いたところでは、我が家の果樹園に盗人が入って梅を収穫していたとのことだ。
晩白柚は何度か盗まれて悲しい思いをしたことがあるが、梅は初めてだったのでびっくりした。
それでも、落ちていた梅できれいなものも少し拾い集め、残っていた少しの梅を全て収穫し、我が家で使う分だけは何とか収穫出来た。

とにもかくにも、梅雨が明けたし、これ以上遅らせるといつ台風の影響が出てくるかわからないので、今日から梅を天日干しすることにした。
こちらは真っ赤に染まった小梅を広げたところ。

以前は大きな竹ザルを数個広げて干していたのだが、最近はプラスチック製のザル2枚で干すことにしている。
ここ2年は2回に分けての天日干しになっていたが、今年は大梅の数が少ないので1回でOK。
小梅は問題なかったのだが大梅は半分が色付きが悪かった。
紫蘇を上に置いていたので樽の中で梅をかき混ぜるとよかったようだ。
仕方なく色付きの悪いところには、紫蘇を被せておいた。
樽の中で紫蘇が接していた部分は、とてもいい赤になっていたので、樽に入れているときにもう一工夫があれば全体赤くできたのではと思っている。
ここの梅は樽の上層部で、紫蘇が直接接していた梅たちだ。
見ているだけでもほれぼれするような色だ。
ところで、梅を干すのは仕事場の屋上のコンクリートの上。
ここは、日当たりもいいがとてつもなく暑い。
これらの梅は夜は部屋の中に入れるが、最終的には、シワシワになるまで乾かしたい。
突然の雨には当たらないように気を付けて管理していこう。

さて、フェンネルは通年栽培をしたものと種採りをして1年栽培をするものの2通り育てている。
フェンネルの株元は通年栽培の株からも十分量収穫出来るのだが、秋に種まきして晩秋から収穫するものの方が柔らかくて美味しいように思っている。
そこで株元収穫のメインは1年物でおこなうようにしている。
そして、今年も種採りシーズン。
通年栽培の方が若干花ガラが大きいような気がするので、種採りはそんな通年栽培の苗でおこなっている。
ただ、そんな花ガラに先日見てみるとアカスジカメムシがたくさんやってきていたので、少しでもその被害を減らして種を収穫しようと花ガラに網をかぶせていた
今日見てみると完全に収穫できる状態になっていた。
で、今日種を収穫したのだが、果たして去年の種よりいい種が採れただろうか?
左側が去年収穫した種の残り、右が今年の種。
今年の方が若干大きな種が多いように見えるが欲目かもしれない。
とにかく、問題なさそうな種が採れたので、冷蔵庫の野菜置き場に保管しておいた。

これらの種は、今年も9月中旬に狭い畝にバラ蒔きして、いい苗を厳選して広い畝に移植し直して育てたいと思っている。
順調にいけば11月後半から美味しい株元が食べれるようになるはずだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿