2021年2月17日水曜日

温室で育った小さな苗たちの移動場所として、発酵する熱での地温上昇が期待できる土づくり。

 今日は真冬に逆戻り。

最近暖かい日が続いてすくすく成長していたアーティチョークも今日は寒そう。

雪とともに風が強くブルブル状態だったが、明日まではこの寒さが続くとのことだ。

こんな寒い日でも、温室の中では小さな苗は元気にしているのだが、昨日も紹介したように苗たちにとって温室のスペースが少なくなってきた

そこで、温室で育った小さな苗たちの移動場所を昨日から作りはじめた。


先日は我が家の畑の中で、昨年宇宙芋がうまく育たなかったところを掘り返して土づくりをおこなった。
昨日は、また別の場所を掘り返し、そこを小さな苗たちの移動場所にすることにした。
今回は、特に米ぬかの量を増やしたり、以前作っていた油粕発酵液肥やミミズ液肥を撒いたりして、嫌気性発酵がおこりやすいようにすることにした。

まずはこちらが穴を掘ったところ。
先日掘った穴より若干広めの大きな穴を掘った。
この時期畑には雑草がいっぱいだったので、掘った穴に敷き詰める草抜きもついでに出来た。

今日は寒そうだったが、昨日は雑草を抜いて喜んでいたアーティチョーク。

そこで、掘った穴にこんな草をいっぱい入れ
米ぬかも多めに降り掛けた。

この上に、ミミズ液肥や油カス発酵液肥を振り掛けた。
ミミズ液肥ボックス3段ミミズ小屋の一番下に溜まっているものを使った。
こちらが3段ミミズ小屋の下の段の更に下にある液肥貯蔵場所。
ミミズ堆肥では普通の土より窒素分が5倍、リンが7倍、カリウムが11倍多く含まれているとのことだ。
ミミズ液肥にも同様の成分があると思われるが、それ以上に作物の成長を助ける大量の微生物たちも豊富な印象だ。
こちらは私が作ったボックス3段ミミズ小屋。
液肥を取り出すために一旦分解し、いつもとは逆に重ねている。
それぞれの段にはミミズ君が行き来できる穴が多数開けてある。

そしてこちらは油カス発酵液肥
これまでEM1、鶏糞、牛糞などでも発酵液肥を作った。
この油カス発酵液肥はかなり前に作ったものだ。

昨日は液肥を振り掛けるところまでを行い、今日は掘った土を掛けて小さな苗たちを移動させる場所の土づくりが終了した。
この土の下では米ぬかや雑草を養分として嫌気性発酵が起こるはずだ。


丁度、夏野菜を植え付ける5月頃にはここの土は嫌気性発酵も終わりいい状態になっていると思われる。
ただ、ここ2~3か月は土の下では嫌気性発酵が進むので、ここにはまだ直接苗を植えない方がいいだろう。
恐らく、その間地面の温度が他の場所より上がるはずだ。
明日にでも、ここに小さなパオパオトンネルを設置し、温室の中の夏野菜の小さなポット苗を次々にこちらに移動させることにしよう。
地温の上昇とパオパオの効果で、ここに作るトンネルの下は温室として使えると思っている。

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