2021年2月28日日曜日

2021年2月の菜園&果樹園

この2月は真冬の寒さから初夏のぽかぽか陽気の日まで、気温の変動が激しかった
天気のいい日には梅の木でメジロ君も嬉しそうだった。

晩白柚の家にはメジロ君も時に遊びに来たがヒヨドリが来ることの方が多かった。
畑仕事をする時には、掘り起こす土の中の獲物を狙ってジョウビタキやモズがすぐ近くまで遊びに来た。
餌めがけてのジョウビタキの滑降も楽しめた。


さて、2月の菜園では葉っぱ野菜にトウが立ち始めるものが多く現れ、それらの収穫が忙しかった。
こちらは白菜のトウ立ち菜。
通常の巻いた白菜も十分量収穫出来て、最終的に食べきれない分は漬物になった。

こちらはターツァイとその交雑菜のトウ立ち菜。

こちらは元々トウ立ち菜を食べるために育てられるチーマディラーパ
今年は去年より育ちが悪かったが今月後半からは収穫が増えた。
チーマディラーパの蒸し料理は最高に好きだ。

こちらはルッコラのトウ立ち菜。
ルッコラのトウ立ち菜は天ぷらにすると美味しい。

ブロッコリーも、取り遅れないように週に2~3回くらい側花蕾の収穫を続けている。
ヒヨドリにとって葉は好物でも側花蕾は好みではないようだ。

イタリア野菜のチコリー類ではプンタレッレの花芽が収穫出来るようになっている。

パラロッサはチコリーの中では珍しく真っ赤になる。
数は少なかったが、数個を収穫した。
パラロッサはイタリア野菜で、赤く(ROSSA)結球する(PALLA)という名付け。
フランスではトレビノと呼ばれ、この呼び方の方が日本ではよく使われている。
上の写真でパラロッサの左下に移っているローズマリーは近くを歩くのに邪魔になっていたので強剪定した。

不織布トンネルで育てているレタス類もほぼ毎日朝食に生で食べていた。
収穫が遅れたレタス類だが、この時期になって有り余る状態。

こちらは来年からは少し収穫を減らそうと思っているディルの畝。
移殖がうまくいかなかったところも数カ所あるが葉を収穫するのには十分な苗だ。
露地に種をバラ蒔きしたところの苗も残してみたが、育ちは悪い。
ディルは種を収穫したいのでやや多めに育てていたが、その種もとても1年では使い切れない。
種は好きな方にお裾分けし、カレーライスなどに使っているが、確実に余ってしまう。


またこの時期は、トマトなどの夏野菜の苗が加温装置の付いた箱の中や周囲のポットに元気に育っている。
種から育てて、この時期にこれだけ元気な苗が育ったのは初めてなので嬉しい。

ただ、温室の中にはポットの置き場所が無くなったので、嫌気性発酵させる土の上に設置したパオパオトンネルの中に、次々苗を移動させているところだ。
このトンネルの下深くに、雑草や米ぬか、ミミズ堆肥や納豆で嫌気性発酵を起こさせている。
順調そうなので、5月畝に畝に移植する頃には立派な苗になっていると思われる。

秋に自然発生した苗ビニール袋に移植したゴボウは、どういう風に育つか興味を持って見ているところだ。

今年もこの時期育っているラッキョウの一部を早どりした。
これらは味噌漬けにした。
とても美味しかったので追加の味噌漬けを作ろうと考えているところだ。


ところで、冬の時期に収穫を終えた芋類デストロイヤー、サツマイモ、里芋、ツクネ芋、そしてバーミキュライトの中に保存しているヤーコンなど、まだ食べるのに問題ない

1月の寒さでかなりの芋が腐れた宇宙芋は、何とか種芋分は残せたようだ。
殆ど食べることなく芋が腐れ始めたが、何とか種芋は残せそうだ。
芋の中心に小さな白い芽が見え始めた。

そして、今月はデストロイヤーの種芋の植えつけ第2陣終わった。
種芋は2分割して木灰を付け浅めに逆さ植え。
デストロイヤーは芽が出た後、霜にやられないように不織布をベタ掛けしている。

ヤーコンも少し気合を入れて種芋の植え付けを終わった。
植え付け前は深く穴を掘り枯れ雑草などを敷き込み土づくりをおこなった。
種芋はかなり大きなブロックのままだ。
最終的にはかなり高畝にしている。

里芋も3月になったらすぐ種芋の植え付けを開始する予定だ。

春ニンジンの種まきも先日終わった。
少しでも雑草を予防したいので、今年は穴あきマルチを使ってみた。

クコの実の収穫は予想より少なかったので枝の方をかなり強剪定した。
こちらは剪定し切り落とした大量のクコの枝。
残した枝の方が切り取った枝より少ない。


果樹では、ミカン類の収穫は甘夏カラス被害が大きかったのが残念だった。

そして少し時期が遅れた梅を含め、そのほとんどを剪定、肥料やりをした。
今年復活して豊作だった晩白柚、剪定の後お礼肥のとして鶏糞を施したところ。

レモンだけは全収穫を終えず、木が弱らない程度に実を残したまま剪定した。
レモンは、3月4月も少しずつ収穫しようと思っている。


世の中は去年の今頃から始まったコロナの対応にまだ苦慮しているが、菜園や果樹園では収穫や植え付けなどをこれからも楽しく続けていきたいと思っている。

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