2018年6月11日月曜日

トウ立ちした野菜を埋め込んで、畝の土を柔らかくしてみよう。里芋にセスジススメの幼虫。

今日のような畑仕事が出来ない雨の日には、菜園の見回りだけをしていたのだが、こんな芋虫と出会った。
この芋虫は、セスジスズメの幼虫だ。
芋虫がいたのは里芋
里芋は雨が降ると喜ぶのだが、こんな芋虫がいたのでは喜べない。
この大きさに成長したということは、かなりの葉を食べてきたのだろう。
注意して探してみると、5匹ほど赤ちゃん芋虫もいた。
里芋には、この時期はセスジスズメ、もう1ヶ月ほどするとハスモンヨトウの幼虫も出てくるはずだ。
時々現れるはずの、見回り隊の活躍の場となりそうだ。

こんな雨の日の花壇では、相変わらずユリが元気がいい。

ユリのすぐ隣では、ヤマボウシが花終わりの時期を迎えていた。
秋には甘い赤い実をつけるヤマボウシ。
先日までは小さな白い花を、2mくらいの高さの木いっぱいに付けていた。


さて、最近新しい畝を準備する時に、トウ立ちした野菜や雑草を、畝に50cmほどの深さの溝を掘って埋め込むことをよくやっている。
そんな野菜の栄養を、次の野菜のための肥料にしたいのだ。
しかし、実際は土の中に埋められた野菜が堆肥化されるのには、かなりの時間を要するはずで、短期間での効果は土を柔らかくすることぐらいだろう。

今日は雨で畑仕事が出来なかったので、昨日2箇所でおこなった野菜の埋め込み作業を紹介しよう。
 
ここに山のように積んでいるのは、切り取ったリーフチコリーのトウ立ち菜。
新しく作る畝に、溝を掘ってそこに置いている。
これらを小さく刻んで、しっかり踏みつけ、その上に畝を立てた。
こうして埋め込むとこれらの野菜くずは、そのうち土の下で茶色い繊維になる。
半年くらいで肥料化することはないのだろうが、間違いなく土は柔らかくなる。
この畝に何を育てるかは考え中だ。
候補はピーマンやナスの苗か、Beetrootとスイスチャードの小さな苗たちだ。


一方、こちらはブロッコリーなどが終わった畝
長い間収穫できたブロッコリーや茎ブロッコリーもしっかり花が咲いた。
ここでは、トウ立ちしたチーマディラーパも種をつけていた。
チーマディラーパは、まだ昨年秋にゲットした種が大量にある。
だから、来年までは種取りはしないでいいだろう。
これらこの畝にあったトウ立ち野菜をすべて片付け、溝を掘った
ここ畝の溝には、ここでトウ立ちしてしたブロッコリー類と、側にあったリーフチコリーをトウ立ち菜を埋めることにした。
リーフチコリーは巨大に育つので、こうして片付けるのが一番合理的だ。
これらを小さく刻み、土をかけた。
新しい畝はこんな状態だが、土の下に空気がいっぱいあるのは、次の野菜のためにいいのではないだろうか。
ここにはチーマディラーパの苗を移植することにした。
プランターの中では、チーマディラーパの小さな苗が、所狭しと育っていたのだ。
厳重にモンシロチョウ予防をして育てている苗。
日々大きくなって、行き場を探していた。
一歩先に、このプランターから別の畝に移植した小さな苗は、順調に育っていた。
4日前に植え付けた苗。
数は少ないが、どうやら全部根付いている。

今回準備出来た畝には、たくさんのチーマディラーパの苗を植えた。
この時期はブロッコリーの苗は用意できていない。
その代わりにチーマディラーパに頑張ってもらおう。
これだけ多くの苗が収穫できるようになる日がとても楽しみだ。
プランターのチーマディラーパはまだ小さな苗なので、移植後の生着率は若干低いかもしれない。
それでも、プランターの中には、苗はまだ山のようにあるので、生着しなかったところには追加移植をすることになりそうだ。

というようなことで、トウ立ち菜を埋め込んだ二つの畝の中の一つは、さっそく次の野菜のために使っている。

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