欲張りカラスのおやつだけでは悔しいヤマモモの赤く熟した実でヤマモモ酒。

こいつは、欲張りカラス。

しっかり私と目が合っている。

このカラス、私の菜園のトマトを時々盗んでいるやつに違いない。
そして、もうすぐ熟してくる我が家のイチジクにもやってくるに違いないのだ。

今どこにいるかというと、我が家の菜園のすぐ前にあるヤマモモの木の真ん中あたり。

この木の真ん中あたりで、暗い影が動いている。

アップしてみると、この欲張りカラス、飽きることなく、ヤマモモの赤く熟してきた実を食べているのだ。

見ているとこいつの食欲はすごい。

ひっきりなしに実を食べている。
食べているのは、とびきり熟した実ばかりだ。

口に入れているのはピンクではなく、エンジ色の実だ。

さぞかし美味しいに違いない。

食べるのを、全くやめようとしない。

私の方を見ながら、食べる姿は誇らしげにさえ見える。

この、欲張りカラスのおやつだけにしておくのは悔しい。
このカラスに、頭をつつかれないように用心しながら、私もヤマモモの実を持ち帰った。

持ち帰った実はきれいに洗った。
十分に売れたエンジ色の実だけでなく、ピンク色の実も混ざっている。

そして、毎年楽しんでいるヤマモモ酒を作った。

１週間もすると、真っ赤な美味しいヤマモモ酒が出来上がるはずだ。
カラスには絶対味わえない最高の酒だ。