2019年3月28日木曜日

去年紙ポットで芽出しに失敗したオクラの種まきに再挑戦。この時期の山菜、タラの芽には『ドウガネツヤハムシ』がいっぱい。

この時期は、我が家の果樹園では山菜がいっぱい採れる時期なのだが、なぜか今年ワラビが激減し、数えるほどしか採れない
こんなことは初めてなのだ。
楽しみにしていたこの時期のワラビ採りができなくなると寂しい。
ツワブキと、タラの芽は相変わらず収穫出来ている
ただ、タラの芽にはこの時期になると小さな黒い甲虫がいっぱい付いている。
主に袴の内側に潜んでいるので、樹液を吸っているのかと思っていたが葉を食べるのだそうだ。
収穫してきたタラの芽についているのは『ドウガネツヤハムシ』という虫らしい。
例年この時期、特に園芸種のタラの芽にいっぱい現れる。
家人が気持ちよく料理できるように、この虫を取り除いて家に持ち帰っている。
この虫は袴の下にいることが多いので、袴を外すと虫も取り除くことができる。
で、こちらは今日の収穫。
袴を外したタラの芽が並んでいる。
収穫は園芸種のみだが、今年最高の収穫量だ。


さて、夏に欠かせないネバネバ野菜、オクラは花もきれいで、毎年必要量を育てている。ただ、昨年のオクラ4月の終わりに自家採種した種を紙ポットに蒔いたのだが、何と、まともに育ったのは1苗だけだった。
悪かったのは前年度自家採取していた種、保温不足、種まきに用いた土、それとも紙ポットそのものか?
こちらは昨年4月末の写真。
紙ポットのセルに一粒ずつオクラの種をまいた。
蒔いた種は自家採種した種だった。
土に何を使ったのかは覚えていない。
昨年は、この種まきが失敗し、その後買った種を5月に直蒔きし何とか苗を育てることができたのだが、失敗した芽出しの理由をはっきりさせたい
で、今日は昨年失敗した紙ポットでのオクラの種まきに再挑戦だ。

今年は自家採取した種がないので、蒔く種は全て買ってきた種だ。
で、去年と同じように紙ポットを設置した。
ポットに入れる土は、我が家で一番信頼できるミミズ堆肥とバーミキュライトを混合したものだ。
ポットの真ん中に指で浅い穴を開け、そこに種を置いていった。
覆土は最近のほとんどのポットでの種まきに使っている鹿沼土だ。
水をかけると鹿沼土は茶色く変わる。
この色で、水が足りているかどうかが分かるので優れものだ。
失敗した昨年よりさらに早い種まきなので、この紙ポットはペットボトルを利用した水封マルチもどきのビニールトンネルの中で芽出しさせることにした。
ここなら、恐らく温度の問題はないだろう。
このビニールトンネルの中は、水やりを兼ねてほぼ毎日チェックしている。
隣のトマトの苗も順調に育っている。
ここから、オクラの双葉が見えてくるのが楽しみだ。


これで、もし芽出しがうまくいったら、少なくとも紙ポットが原因だった可能性は否定できる
そしてうまく芽出しができても、オクラの苗を畝に移植するのにはまだ寒すぎるので、しばらくはこの暖かい場所で育苗しようと思っている。

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