2019年10月27日日曜日

お茶用にモリンガの葉の最終収穫。今年の苗の冬越し挑戦はどんな風にやってみようか?

我が家の畑には初めて現れた大きなタマゴの殻のような造形物。
何かというと、モリンガの苗の冬越しの挑戦の姿だ。

秋も深まってくると、モリンガの苗は上の方に枝葉が少し残っている状態でほぼ成長が止まっている。
ここは第2菜園のモリンガの植え場所。
大小5本の苗が育っていた。
一番背が高い苗は昨年温室で冬越しさせた苗から育った。
この背が高い苗は高さが160cmくらいで、根元の太さは4cmくらいだ。
昨年種から育てた苗は180cmの高さになったが幹は細かった。
もしこの苗を冬越しさせることができれば来年はもっと大きな木に育つだろう。

今日はそんなモリンガの葉の最終収穫をした。
使えそうな緑色の葉をすべて収穫した。
こんな葉は乾かしてお茶の材料として使うのだ。


モリンガは生命力が強く、葉、花、種、そして根も並外れた栄養素と薬用効果があるとしていろいろな使われ方をしている。
友人から頂いたこちらのモリンガオイルは風呂上がりの頭髪に使っている。

我が家でのモリンガは葉のみ使っている
もちろん、大きな木まで育つことはないので花が咲いたり種ができたりしたことはない。
今年は数回の収穫だったが、乾かした葉はスペシャルティーの一員として活躍してもらった。
ただ、モリンガの葉は、それだけをお茶に使っても全く美味しくない。
美味しくなくても、体に良ければ極力使いたい。
今年もいろいろな他の材料とブレンドして使った。
風邪が流行っているこの時期は、新鮮なウコンや緑茶とブレンドして飲んでいる。
モリンガの葉の効用をネットで調べてみたらいいことだらけのことが書いてある。
そんなことを鵜呑みにする気はないが、体にいいのは間違いなさそうだ。
そんなモリンガも亜熱帯〜熱帯に育つ植物なので日本の中では暖かい九州とはいえ、戸外での通常の条件での冬越しは不可能だ。
去年はこの写真のように不織布をぐるぐる巻きにした。
さらにかなり厚めに土を被せておいたのだが冬越しは失敗した。
小さな苗なら、去年のようにポットに入れたまま小さな温室の中で冬越しさせることもできたのだが、今年はそんな小さな苗はない。
かといって、大きな苗が入るような温室は持ち合わせていない。
こちらは去年冬越しに成功したポット苗。
友人にいただいた種はまだたくさんあるので、来年も今年と同じように適量の葉が収穫できるようにくらいの数の苗を育ててみようと思っている。

ただ、無駄かもしれないが、今年も苗の冬越しに挑戦してみることにした。
用意したのは、大きめのビニール袋。
背が高い苗は高さ60cmくらいに切り詰め、近くの小さな苗は掘り起こし大きな苗の周りに集めた。
根の方が冷たくなり難いように、茎元にはかなり高く土をかけておいた。
ビニール袋を完全密閉の形にしたので、雨は根の方に浸み込みにくいかもしれないが、範囲が狭いので周りからある程度水分補給できるだろう。
この簡易温室で、もしうまく冬越しできるようなら万々歳だが。。


また、第1菜園にも背が低いモリンガの苗が2本あったので、同じようにビニール袋をかけて、簡易温室を作った。
こちらは、高さ80cmほどの小さなモリンガの苗。
こちらも苗のてっぺんは少し切り落とした。
来年の春先、もし苗が生きていたら、2m以上の高さの木に育つかもしれない。
大きな期待はしていないが、苗の状態を確かめる日がとても楽しみだ。

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