2021年1月28日木曜日

カラス被害が出ている甘夏に防鳥ネットを掛けてみた。

今日は昼間は快晴、夕方は雨風強く気温も下がってきた。
仕事場の上の部屋の窓際には妙なものが並んでいる。
ここに並んでいるのは、ミカン(甘夏)だが私が食べる予定のものではなない。
全ての実に小さな穴が空いている。

こちらは10日ほど前、たくさんの実を付けていた甘夏の木。

スス病も少ないし、ここ数年では上出来のように思えた。
2年前側にあった大きな雑木を倒した効果が出ているようだ。
甘夏は通常の温州みかんや八朔、伊予柑と比べると酸味が強い。
それでも、通常の夏ミカンより、酸味が少なく食べ易い。
収穫適期は2月末から3月、皮は硬めで厚く、重さは300〜400gとされている。

出来れば2月終わり頃に収穫したいのだが、上の写真のように1月中旬からこれだけしっかり色付き、よく見るとカラス被害が結構出ていた。
硬めで厚いとされる皮でもカラスがつつくのには問題ないようだ。
カラス被害は小さな穴が空いているだけなので、遠くからは分かりづらい。

そんな実を見つけては取り出して並べたのが最初の写真。
これらの実はメジロ君の餌にする予定なのだ。
ただ、餌用ミカンは他にもたくさんある。
保存していて食べれなくなったミカンは、すべて鳥の餌だ。
甘夏の実も含めて、傷みの激しいものから順次鳥の餌になっていく。

というようなことで、10日前と比べると成っている実の数がかなり減っていた甘夏。
このままだとさらに被害が広がるに違いない。
で、これまで掛けたことがなかった防鳥ネットを掛けてみた
簡単に思っていた防鳥ネット掛け、これが結構難しいのだ。
100円ショップでゲットしていた防鳥ネットを4枚使った。
上の方には手が届かず、防鳥ネットを張れなかった。
そこで、別の蔓野菜用のネットを掛けてみた。

今年は、最初の予想より数は減ることになりそうだが、防鳥ネットの効果があればそこそこの数の実を収穫できるのではと期待している。
ところで、昨年は収穫が少なく、数年前収穫が多かった年でも雑木が覆っていたためかスス病が凄かった。
こちらは数年前、収穫は多かったがスス病被害が凄かった甘夏。

今年のスス病被害が少ない甘夏は少しでも収穫の時期を遅らせて、その美味しさも期待しよう。

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