2019年7月26日金曜日

最近やっと我が家の3種類の里芋をこの時期に区別できるようになった。今月は雨が多かったのが良かったみたいで里芋の生育は順調。

今年の里芋は、冬に保存できた親芋の数が若干少なく、親芋の大きさも小さかったので育ちをちょっと心配していた。
そんな時、ご近所さんから芽が出た里芋苗をたくさん頂いて、数的にはこれまで育てたことがない株が育っている。
さらに、この7月は里芋にとっては、嬉しい感じで雨が降ってくれたので、どの株も育ちは順調で、収穫の時がとても楽しみだ。

そんな里芋は我が家では、『赤芽大吉』、『土垂』、『黒軸』(こちらは私が勝手につけた名前)の3種類育てている。
収穫する時には区別ができるのだが、これまでこの時期の苗では『赤芽大吉』と『黒軸』の区別がつかないことがあった。
最近になってやっと、この時期の苗を見ても、どの種類かしっかり区別ができるようになって自己満足している。

まず、こちらは一番多くの苗が育っている『赤芽大吉』
この時期の『赤芽大吉』の一番の特徴は葉の付け根
ここがピンク色なのだ。
こちらは葉の表側。
大きな葉をつけるのだが、こちら側からは他の2種類との区別はつかない。
そしてこちらが茎元を含む全体像。
軸は株元で若干茶色味を帯びたものが多い。
茎元のアップはこんな感じだ。
ただ、若い株などで株元が薄茶色がもっと強く、葉の付け根まで色が続いているものがあるので、後述の『黒軸』と一見見分けにくかったのだ。
『赤芽大吉』は親芋も大きくなるが、子芋もかなり大きくなる。
親芋も食べようと思ったら食べれる芋だ。


続いてこちらは『土垂』で、葉の付け根は緑色。
葉の表はこんな感じ。
株元もしっかり緑色だ。
小さ目の小芋はたくさんできるが、親芋はあまり大きくならない。
全体像では、上から下まで緑色。
上から下まで緑色なのは我が家では『土垂』しかないのですぐ分かる。
また、『土垂』の特徴の一つは、ある程度成長すると頭が垂れてくる
以前はこれを見て、株の状態が悪いと思っていた。

これらの2種類に対して、我が家で一番古くからある里芋はこれだ。
株元から60cmくらいまでの軸が濃い赤褐色なので『黒軸』と呼ぶことにしよう。
こちらは、かなり前オババから頂いた正式な名前は知らない芋。
親芋は大きくなるし、子芋の数もこの芋が一番多く美味しい。
大好きな芋なのだが、近くの畑ではこの芋を育てている方は見かけない。
軸の茎元はしっかり濃い赤褐色だが、葉の付け根はきれいな緑色だ。
『黒軸』では葉のつけ根に茶色がないことが、見分ける時の大きなポイントになる。

全体像はこんな感じで、かなり大きく成長する。
今年も1mは超えてきた。
我が家の里芋の中では一番背が高くなる芋だ。
これまでで一番成長した時は2m弱。
今こんな里芋が一番大きくなっているのは、第1菜園の畝。
ここには毎年我が家で採れた最大の親芋を逆さ植えにしている。
今年植えた親芋の大きさは10cm弱でそんなに大きなものはなかった。
ちなみにこちらは、3月下旬に7個の親芋を植え終わった畝。
そして、この畝でここに見える2本の株が、今ある我が家の里芋でNo 1の高さになっている。
『黒軸』と『赤芽大吉』が全く同じ1m30cmほどに育っている。
今年は久しぶりに10cm以上の親芋を残せるかもしれない。


そして、こちらは第2菜園
ここには、やや小さめの親芋をたくさん植えていたが、思った以上に育ってきた。
これだけの株が育っていたも、種類が分かるようになったのが嬉しい。
チェックしてみると、3種類の芋が同じくらいの数育っていた。
まだ1mを超える株は見えないが、まだまだ大きく育ちそうだ。
さらに、第2菜園にはご近所さんから頂いた『赤芽大吉』の苗を植えたこんな畝もある。
こちらもまだ1m弱の株だが、ここに植えた苗はしっかりしていたので、これから大きく育ちそうだ。
見ただけで、これらの株が全て『赤芽大吉』だと分かるようになった。
これらの株を葉の付け根が見える角度で眺めると、
『赤芽大吉』の特徴が揃っている。

同じくご近所さんから頂いた『赤芽大吉』の苗でも、ちょっと貧弱な苗を植えていた株がこちら。
こんな株ではまだ軸が茶色で、一見『黒軸』と間違えそう。
以前はこんな株が区別ができなかったのだ。
ただ、葉の付け根の色のつき方で間違えなくなった。

というようなことで3種類の区別ができるようになった里芋は、まだ巨大に育った株はないが、7月に雨が多かったためか、それなりに皆元気に育ってくれているようで嬉しい。

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