2020年10月13日火曜日

ゴボウの自然発生苗をこの時期に植え付けたらどうなる?

 ゴボウの2年物には花が咲き種が出来るのだが、これまで種採りを試みてうまくいったことがなかった。

で、今年は種採りをしなかった。

こちらは、ゴボウの種が落ちた後の殻。

この殻は、ダストボックスの側に育っていた2年物で、7月にはきれいな花が咲いていた苗の名残りだ。
これまで種採りに成功したことがなかったので、今年は挑戦もしなかった。

そして、その苗があった場所には、今は小さな苗がたくさん顔を出していた。
これらの小さな苗は間違いなくここにあったゴボウの種から出た自然発生苗なのだ。

今日はゴボウの初収穫を予定していたが、私が興味があったのは、初収穫の方より、自然発生した小さな苗をこの時期に育てたらどんな感じになるかということ

というのも、ゴボウは秋蒔きをして初夏の時期に収穫するという育て方もあるらしいのだが、私は種を春に蒔いて秋から冬にかけて収穫するというパターンしか経験がなかったのだ。
まずは、初収穫として、苗の育ちがあまりよくない風に見えたビニール袋とダストボックス1個づつからゴボウを収穫した。
小さいが食べるのには問題ない。

ダストボックスの方も、予想通り小さ目のゴボウを数本収穫。


そこで、まず自然発生していた数本の小さな苗を収穫が終わったダストボックスに植えてみた。

まだたくさんの自然発生苗があったので、高さのあるビニール袋に移植するのは準備が大変なので、あんどんとして使っていた筒状に切ったビニール袋に土を入れ苗を植えていった。
通常のビニール袋栽培の半分の高さだ。

一つの袋には3本づつ苗を移植していった。


こんな苗がどんな風に育つのか、とにかく興味津々だ。
その参考になるゴボウが、菜園の端の方に今年1本あった
この春見つけた時、ある程度の大きさになっていたので、2年物で花が咲くのかと思ったが、夏の時期花は付けなかった。

ということはやはり、気づかなかったが昨年の今頃芽を出していた自然発生苗だったのだろう
その苗は、春夏と成長を続け今では巨大になっていた。
こんな場所に苗を植えた記憶は全くない。
かなり遠くから種が飛んできたのだろうか?
かなり巨大なゴボウが育っているのは間違いなかった。
鍬で掘り起こそうとしたが、全体は掘り切れずに上部30㎝を持ち帰った。

持ち帰ったのはこんな途中で折れたゴボウだ。
収穫時期が遅すぎたのは間違いない。
ペットボトルと並べてみると、その大きさがわかる。
中心はスカスカだったが、家人によると一部は食べれそうとのことだった。


今日移植した小さな苗は、順調に育てば恐らく来年の初夏くらいが収穫適期になるのではと思っている。
果たして、無事に育ってくれるのか?どんなゴボウが収穫できるのか?
これから苗の成長を眺めていくのがとても楽しみだ。

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