2019年2月20日水曜日

葉タマネギは予想通りに出来ている?遅く種まきしたタマネギの生育が遅いのがちょっと心配だが、最悪来年のこの時期葉タマネギがたくさん収穫できるからいいだろう。

こちらは、先日剪定した梅の花を数本持ち帰ったもの。
菜園側で目を楽しませてくれている。

さて、こちらは白ネギに見える?
実は、出来損ないの小さなタマネギを植えて収穫した葉タマネギなのだ。
まず1本を味噌で和えて食べたがとても美味しかった。
タマネギというより、あまり刺激が強くない白ネギといった感じ。
どんな料理にも合いそうだ。

葉タマネギというのはそういう品種がある訳ではなく、玉の部分が膨らみかけたくらいで早い時期に葉付きのまま収穫したものの総称
葉タマネギの最大の特徴は、玉ねぎと青ネギの両方の美味しさを楽しめることだ。
しかし、上の写真の葉タマネギではほとんど玉の部分が膨らんでいない。

昨年は何種類かの方法でタマネギを育ててみたのだが、出来損ないの小さなタマネギを植えても、まともなタマネギは出来ないという方がいたので、本当にそうなのか私も確かめてみた。
2年前の11月に植えたのは1〜2cmの極小のタマネギ
すると、小さいが食べれるタマネギが出来た。
昨年5月小さめだが、全く問題なく食べれる赤タマネギが収穫できた。
サラダで食べたが、とても美味しかった。

後で見た『百姓農園』のyou tubeでは、出来損ないの小さなタマネギを植えて今の時期に葉タマネギを収穫するという話が出ていた。
そこで、今年はそれを真似てみることにした。
昨年11月に植えたのは、食用にならなかったこんな小さなタマネギたち。
小さなタマネギと言っても、2年前のように1〜2cmではない。
3cmから5cmくらいの出来損ないタマネギ十数個を植えてみた。
そして、そんな苗が今はこんな感じになっていた。
確かに葉は太くなっている。
それらを数本収穫してみた。
私の予想とは異なり、まだ通さなタマネギ部分がほとんど膨らんでいなかった。
そして、植えたタマネギが3〜5cmあったためか、取り出した葉タマネギは1箇所から2〜3本の芽が伸びているものが多かった。
3〜5cmのタマネギでは芽になる部分は2〜3個あったということ。
この外側の皮をむいて持ち帰ったのが最初の写真だ。

こんな結果は、去年やった実験経験からも納得できた。

先人に保存していた玉ねぎから芽が出始めたものをそのまま植えた方がいた。
すると、収穫した時には分球した小さなタマネギしか収穫できなかったとのことだ。
2年前の11月、保存していて下の写真のように芽が出始めたタマネギの芯の部分だけを取りだしてみた。
3〜5cmのタマネギを植えても2〜3個に分球して育ったのは納得だ。
ちなみに、一つのタマネギから3〜4本、芽を中心に分球させたものを植えてみたのだが。。
しかしこれらの細い芽を植えても、さらに2本くらいに分球した。
やはり、そんな細い芽を植えても2本くらいに分球していた。
こちらは、細い芽を植えても去年5月2本くらいに分球していたタマネギ。
収穫したタマネギは細すぎて食べなかった。
こんなタマネギも2月頃、葉タマネギとして収穫すれば美味しかったに違いない。

一方、昨年11月買った苗を植えたタマネギの畝は今はこんな感じ。
こちらの苗は極めて順調に見える。
きっと5月には美味しいタマネギが収穫できるはずだ。
こんなタマネギも今収穫すると葉タマネギのはずだ。
試しに1本収穫してみた。
こんなものが一般的に葉タマネギとしてスーパーで売られているのだろう。


ところで、今年は昨年遅く種まきして、12月に出てきた細い苗を畝に移植したタマネギがあるのだが、その生育状態が心配だ。
蒔いた種はイタリアでは人気の品種らしい。
日本で言う早生種か晩生種かなど全く分からず、まず9月初めから数回蒔いた種からは芽が出ず、10月の中旬過ぎに、もう芽は出ることはないだろうと思いながら蒔いた種から
小さな芽がたくさん出ていたのに12月に入って気づいた。
このタマネギは晩成種だったのだろう。
それにしても鉛筆の芯のサイズしかない小さな苗を次々にに移植していった。
時間差で移植したので、2週間後に移植した苗は少しは太くなっていた。
そんな苗を見てみるとまだ細い!
この畝の苗も細いがまだいい方だ。
こちらの畝の苗は、まだ直径5mmほどしかない
こんな苗、果たして3ヶ月後には食べれるサイズになるのだろうか?

しかし、もし食べれるサイズに育たなくても恐くはない。
来年の今頃は大量の葉タマネギを食べれることになるはずだから。

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