2019年12月4日水曜日

昨年地植えしていたイタリアンパセリのこぼれ種からの自然発生苗。移植に向かないことはないと信じているので、これらをプランターなどに移植。

イタリアンパセリは葉がカールせずに広がり、普通のパセリより我が家では人気がある。
で、数年前からかなりの数の苗を育てるようになっている。
イタリアンパセリは移植に向かないと紹介されている方もいるが、昨年のこの時期にプランターから畝に移植した苗はプランター苗とは比較できないほど大きく育ち、6月中旬には下の写真のようにいっぱい花を咲かせていた
ディルやフェンネルの花ほど大きくないが、よく似た小ぶりの花をいっぱい咲かせていた。
そんな苗からのこぼれ種があったのだろう。
これらの苗があった場所の側に、この時期自然発生苗が出ていた。
これが一番大きく成長していた自然発生苗。
よく探してみると大小10本以上の苗が出ていた。


今回、これらの自然発生苗には、とても助かった。
というのも、去年のこの時期のイタリアンパセリはプランターに蒔いた種から極めて順調に育っていたが、今年の芽出しが極めて悪かったのだ。
こちらは去年のこの時期にプランターに育っていたイタリアンパセリ
去年は、芽出し率抜群だったので、畝に移植したり知人に苗のお裾分けをした。
今年、蒔いた種からの芽出しが極めて悪かった理由は種にあったのか土にあったのか?
昨年手に入れていた種はたくさん入っていたので、3年は問題なく使えると確信していたので、今年も2年目の種を遠慮なく使った。
こちらが去年から使っているイタリアンパセリの種。
イタリアではprezzemolo(プレッツェモーロ)と呼ばれているらしい。
今年芽出しが悪かったのは、もしかしたら種の問題ではなくて水はけの悪いプランターなどで発芽が悪かったのかもしれない。
下の写真の奥のプランターでは順調に芽を出した数株が順調に育ったが、手前のプランターには全く芽が出ず先日種まきを追加していたのだが、それも芽出しは僅か。
これらのプランターは、この秋に種を蒔いたところ。
芽出しに差が出たということは、種だけの問題ではなかったのだろう。
下のプランターはかなり水はけが悪い状態になっていた。
こんな今年のプランターを見ながら、大好きなイタリアンパセリがこれからの時期あまり収穫できないのではとちょっと不安になっていたこの時期に、自然発生苗を見つけたのは非常に嬉しかった

こんな自然発生苗は、発見した苗のうち幾つかは、去年地植えした場所の近くに再度植えた。
これらの地植えした苗は今年も巨大に育つに違いない。
そして、幾つかの苗は、プランターに移植した。
芽出しが悪かったプランターの土は入れ替えをした。
また、数本の苗は土嚢袋に植えていった。
寒さへの強さは以前チェック済みだが、一応過保護の苗も作ってみた。
土嚢袋のうち1個にはビニール袋をかけて簡易温室の状態にした。

さあ、イタリアンパセリの自然発生苗を多数見つけたので、移植に向かないと言われている苗を、今年も色々な場所に移植してみた。
これらの苗が順調に育てば、しばらくは大好きなイタリアンパセリの収穫を心配する必要はなさそうだ。

ところで、今日の夕刻のニュースで尊敬するアフガニスタンで活躍されていた中村 哲医師が凶弾に倒れ亡くなった事を知った。
悲しく、悔しいニュースだった。

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