2021年3月8日月曜日

畝の土づくりのやり方で土のPHは変わる?ズッキーニを育てる予定地、3か所でPHチェック。我が家の菜園の土は基本的に酸性度が弱いようだ。

 この時期、野に咲く花はかわいい。

右は野イチゴの花、左の小さな花は何の花なのか知らない。

さて、先月の天皇誕生日に色々な畝を掘り起こし土づくりをしたのだが、秋ジャガとズッキーニを交互に育てている畝は、広いこともありその日に土づくりが出来なかった。

この日は1か所に鍬を入れたが掘り起こすまでに至らなかった。
ここには3畝作るので、写真の右側、左側、真ん中と順に掘り起こす予定だった。

その後、この右の場所と左の2か所で穴を掘って土づくりをおこなったが、真ん中は穴掘りを諦め耕すだけに終わった。
ここには近いうちに広いマルチを敷き詰め、ズッキーニの種を蒔き始めようと思っている。

ところで、この3列の畝は結局土つくりが3様になり、それぞれの畝でズッキーニの出来がどうなるのか興味ある
で、今年は同じ種類の種を3列の畝にまたがって蒔こうと思っている。

こんな畝の土づくりはいい運動になるので、少しづつ時間があるときにやっていたのだが、そんな様子を少し紹介しておこう。

まずは2月に鍬を入れていた右の畝

畝の位置に合わせて40cm程穴を掘った

畝の底に枯れ雑草を敷き込みその上に米ぬかを掛けていった。

そしてその上に土を掛けた


そして、こちらは左の畝予定地を掘ったところ。

こちらも底に雑草を敷き詰めたところまでは右にあった畝と同じ。
ここでは枯れ雑草の上に鶏糞を撒き、さらに嫌気性発酵を進めさせようと納豆をところどころに置いていった。
鶏糞の上に納豆を置いた。
そしてこちらもその上に土を掛けた。

そして、真ん中の畝は深く掘るのが面倒になったので軽く耕すのみで終わった。

さて、この3畝には後日マルチを掛けて、3月の後半にはズッキーニの種を蒔く予定。
同じ場所にある畝だが土作りのやり方が異なるので、苗の育ちに興味がある。
そこで種を蒔く前に、3畝でのPHの違いがあるのかもチェックしてみた。
まずは深く掘って枯れた雑草、鶏糞、納豆を入れた左の畝PHは6.8
日本の一般的な土壌が6~6.5くらいのところが多いとのことでかなりアルカリ度が強い。

次に、耕しただけの真ん中の畝を見てみると、PH6.5

最後に深く掘り起こし、枯れ雑草と米ぬかを敷き込んだ右の畝PH6.7

この3か所のチェックでは、深く掘ったところがより酸性度が弱かったが、どちらにせよ一般的な土壌と比べ酸性度は低いようだ。
カボチャ類に適した土壌のPHは6.0~6.5とのことだったので、PHが6.0以下だったら有機石灰を撒こうと思っていたのだが、今回はその必要がなかったみたいだ。 

ところで、穴を掘って底にいれた雑草堆肥そのものは酸性に傾いていてPH5以下ことも多いらしい。
ちなみに我が家の畑の隅で雑草堆肥がある場所数カ所での土のPHを計ってみたのだが、一定の傾向はみられなかった。
雑草堆肥そのものではなくてその奥の土に計測チップを差し込んでPH計測した
一番酸性度が強かったところでPH6.4

一番酸性度が弱かったところはPH6.9だった。

こんなPHチェックでは、土のPHは予想で当たるものではなくチェックして初めて分かるものだと実感した。
野菜は、その種類によって好む土の酸性度があるので、今後も野菜を植え付ける前には、時に土のPHチェックを行うことにしよう。

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