2019年5月16日木曜日

Beetrootの珍しいスープをいただいた。天気良すぎてフェンネルの種をバラ蒔きした後の芽出しは不良。

友人からBeetrootの珍しいスープをいただいた。
美味しい!
あっさりしているのだが複雑な味だ。
Beetrootだけでなく、西洋ねぎ、タマネギ、リンゴ、月桂樹の葉などが材料になっているらしい。
彼のオススメで、クローブとマジョラムと小量の酢を加えたのも、効果があったみたいだ。
こちらが、彼に拝借したクローブとマジョラム。
クローブは使ったことがなかったのだが、友人の母が歯が痛む時にいつも使っていたとのことで、口の中で噛んでみると、味は爽やかだが強力。
そして、山椒の実と同じように口の中がしびれる感じになった。
調べてみるとクローブには強い鎮痛効果と抗菌作用があり、実際歯医者さんの局所麻酔にも使われるらしい。
確かに、思い出したのだが歯医者さんで局所麻酔を受けた時に同じ香りがした。
また、マジョラムも使ったことがなかったハーブだ。
こちらは、消化促進や鎮静作用があるらしい。


さて、こちらは1ヶ月前まで収穫していたフェンネルの茎元
左は土寄せをしていた茎元で右はしていなかったもの。
フェンネルはセリ科の多年草で、この時期ぐんぐん背が伸び、越年株は高さが2m近くになっている。
多年草なので、この苗は数年間、同じところで育っている。
ディルより僅かに遅れ、花も咲き始めている。
もうじきキアゲハが卵を産みつけ、きれいな幼虫が現れるはずだ。
ディルとフェンネルは香りも葉も似ているが、花も似ている
フェンネルの花は天井部分が平たいので力強い
ディルの花は、より小さな花びらが天井部分で緩やかに弧を描き上品だ。
ちなみに、こちらが今満開状態のディルの花。

フェンネルは中国では、魚の香りを回復させるということから回香(カイコウ)と呼ばれた。
日本では同じように回香と書いてウイキョウと呼んでいるようだ。
葉も葉も茎元も種も使えるハーブなのだが、ディルの方が葉の香りが好きなので、我が家では主に茎元のみを使うようになっている

昨年9月に種まきした苗は冬の時期から先月まで茎元を収穫できた。
そんな苗を、この時期見てみると、この茎元などは一見まだ収穫できそうに見える。
だが、こんな茎元を根に近い部分で切ってみると、上に伸びていく太い茎につられ、タマネギみたいに重なり合っていたところが、ズリ上がっている。
ということで、この時期の茎元はもう収穫できないのだ。

そして、ここに見える畝が茎元の収穫を目的にしていた畝。
1/3くらいの株が茎元の収穫をしないまま終わっている。
収穫を終えたところには3週間ほど前に種をバラ蒔きしていた。
3週間ほど前に種をバラ蒔きしていたので、この時期はたくさんの小さな芽が出ているだろうと期待して見てみた。
だが、最近雨がほとんど降っていなかったのが悪かったのだろう。
土はカラカラで、芽が出ていたのはごく僅か。
去年は同じ時期の種蒔きで、この時期にたくさん芽が出ていた。
それらの小さな苗を畝に植え直し、7月頃茎元を収穫した。

そこで、この畝の大部分の株を片付けて、種を蒔き直した。
奥の方の一部の株は越年用に残した。
もちろん種をまいた後はたっぷり水を撒いた。
しかし、また芽出しが悪い可能性があるので、一番芽出しがうまくいくキッチンペーパー水吸い法を一部の種でおこなった。
キッチンペーパーの畝に種を置き、クルクル巻きにした。
こんなキッチンペーパーを水を入れたコップに浸けておくと、ほぼ100&芽が出てくるのだ。
畝の方で芽が出なかったら、こちらで芽出しさせた種を蒔き直そう。

ということで、大好きなフェンネルの茎元。
7月の収穫は微妙な状況だが、遅めの種まきになった今回の種からしっかり苗が育ってくれることを期待しよう。
もちろん、芽を出していた数少ない苗にはしっかり育ってもらいたい。
こんな小さな芽が立派な苗に育ってくれると嬉しいのだが。。

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